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【警察エッセイ】ヒヤリハットな常日頃

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中のハインリッヒ&ヒヤリハット。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、ヒヤリハットな経験はあるかい?

ヒヤリハットの法則とは何かしらの危ない事象が起きたけども、大事には至らなかったという事。一緒に並べられる法則としてハインリッヒの法則があって、1つの重大な事故の裏には29の軽微な事故があって、さらにその29の軽微な事故の裏には300の未遂となった事故があるっていう法則。

ヒヤリハットの法則というのは、ハインリッヒの法則でいう300の未遂となった事故の事を指すんよね。

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分かるよ。そんな授業みたいな記事を書くなって思っている事は。花山は花山らしくだらしねぇ記事でも書いとけよって皆さんの悲痛な叫びが聞こえてくるよ。

でもさ、いつも同じ感じで書いていたら皆さんも飽きるだろうし、何より花山自身も飽きるんよね。たまには気分転換に書き方を変えたりしないとね。

そんで、ボチボチ本題に入るけども、皆さんは今までの人生でアレはヒヤリハットだったなって出来事ってどれくらい思い出せる?

花山は警察官時代に結構なヒヤリハットな体験をしてきたんよね。


■Mr.ヒヤリハット

Mr.を名乗るほどヒヤリハットは思い出せないんだけども、なんかMr.って点くとかっこ良いやん。

花山の中で明確に大惨事0.1歩手前だったなってヒヤリハットがあって、その日は地域課と交通課がタイアップして大勢で一斉取締りをしていた時なんよね。

当時、花山が働いていた警察署の近くに時間指定で第1車線がバス専用になる道路があったんだけども、そこを普通に走る車を取締っては警察署内の駐車場に入れて違反切符を切ってたのね。

そんなセコい取締りなんかするなよって気持ちは分かるけども、まぁ、それは別の機会に文句を言ってくれ。今回はヒヤリハットな回だもんで。

そんで花山は交通誘導兼違反切符を切る係だったんよ。次から次へとやってくる車をバッサバサと捌いていってたんだけども、とあるタイミングでいかにも治安が悪い感じのハ○エースが来たのね。

ところで、皆さんって交通誘導で一番大切さな事って何だと思う?

事故を発生させない事?交通量を轟かせない事?

ノンノン。

自分が轢かれない事。これが一番大切。

だから、交通誘導する際は必ず逃げられる余地を確保して安全確認を徹底してやらないとなかったんだけども、矢継ぎ早にやってくる違反車両に段々とその意識が薄くなっていって、そのハ○エースの前に出ちゃったのね。

そんで、そのハ○エースも取締まらた苛立ちからかスピードを上げて花山の方に向かってきたのね。

その間1秒くらいだったと思うんだけども、走馬灯が散らつきかけたね。ハ○エースもさすがに本気でヤりには来なかったから何とか事なきを得たんだけども、ホントに一歩間違ってたらこの世界に花山はいなかったかもしれないんよね。

■まとめ

『慣れてきた頃が一番危ない』とはよく言うけども、ホントにそうだよね。

何であっても、最初は注意したり気を張りながらやっている事が段々と慣れてくると横着になり始めるという経験は誰しもあると思う。

結構前に世界のケースケ・ホンダさんが言ってた言葉で『人間はどんだけ油断しないと思っても油断しちゃう生き物だから、とにかく徹底して油断するなって自分に何度も言い聞かせる。』というのがあるんだけども、ステキじゃない?

正直、どのタイミングでどんな感じで言っていたとかは全然覚えていないんだけども、今でも覚えている言葉なんよね。

慣れるっていうのは大切な事だけども、最低限の緊張感とか不慣れさっていうのは持っておかないとアカンって事よね。

今回は以上となります。
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