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【警察エッセイ】書類送検は非正式名称

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の書類送検。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、書類送検をされた事はありますかい?

『花山、てめぇ、また堂々と読者の事を犯罪者扱いしやがってんな、この野郎。』というツッコミは置いておいて、ニュースを見ていると『書類送検』って言葉はよく聞くかと思う。『書類送検って具体的には何ぞや?』ってぼんやりな方でも、何となくよくない事だという事は分かるかとも思う。

字面で見ると、なかなかイカちぃ四文字熟語だけども、書類送検とは一体どういったモノなのか?


■書類送検は非正式名称

まず初めに、『書類送検』という言葉は正式名称じゃないんよね。よくあるマスコミ用語ってやつ。正式にはと言うか、警察的には『書類送致』だったり『在宅送致』って言ったりするのね。『送検』って言葉は警察じゃ使わないんよ。おそらくだけども、『検』察庁に『送』る事から、法律に詳しくない人でも想像しやすい様にマスコミが作った言葉なんだと思う。

まぁ、花山はもう警察の世界から足を洗ったパンピーだから、こよ記事では書類送検でイカせてもらうね。

書類送検とは何ぞやってところからだけども、犯罪を犯すと逮捕されるされないに問わず、その犯罪に基づく捜査書類を検察庁に送らないといけないのね。この事を『全件送致主義』って言うんよ。要するに、犯罪はどんなに軽微な犯罪でも検察庁に送りなさいよって事。例外的に警察の犯罪の処理の中で微罪処分って言うのがあって、微罪処分については送る必要はないんだけども、興味のある方は調べてみてね。

そんじゃ、逮捕された人がよく検察庁に連れていかれるニュースを見るけども、アレは何ぞやって言うと、アレは警察的には『身柄付送致』って言うのね。何が違うかって言うと、ずっと説明している通り、検察庁に送る時にその被疑者がいるかいないかの違い。

なかなか、刑事手続きのハナシで分かり辛いかと思うけども、安心して。花山も警察官になって最初の頃はチンプンカンプン、パッパラピーヤァだった。

何か犯罪を犯すと、逮捕するパターンと逮捕しないパターンがあって、逮捕すると逮捕してから48時間以内に『身柄』と『書類』の双方を送らないといけなくて、逮捕していないとなるべく早く『書類』のみを送るって感じで覚えてもらえれば良き。

とまぁ、書類送検と言っても、検察庁に呼ばれたら行って、検事から取調べを受けないといけないし、起訴されて禁錮刑や懲役刑が課されたらブタ箱へレッツラゴーだから、完全に安産地帯にいるってワケではないんよね。

逮捕されようがされなかろうが、犯罪を犯した事には変わりないからね。

■まとめ

『書類送検』って言葉の正式名称をこの記事で知ってもらえたかと思うけども、警察関連のマスコミ用語ってちょこちょこあるんよね。

それは、当然と言えば当然な事で堅っ苦しい法律用語をそのまま使っても理解するのが難しいもんだから、いかに分かりやすく伝えるかはマスコミにとって重要な事だもんね。

書類送検された事がある人は、経験談などをコメント欄に書いてみてくださいな。

今回は以上となります。
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