太陽光発電という謎の宗教勧誘

ども。おはようございます。
持ち家の方、あるいはアパートの管理人さん等は一度は経験した事があるかもしれません。
「太陽光パネルを設置して、電気代を節約しませんか?」のセールス。

差し当たりボクは、こういう人が来ると何も知らないような振る舞いで応対し、相手の言いたいことをまずは聞いてみる。(ボクは腕に入れ墨も入っているし、坊主頭、体がごつい事もあって、少なくとも勉学に長けているという風貌には全く見えないので、ある意味ありがたい)

一通り聞いた後、ボクは必ずこう聞き返すようにしている。「節約によるペイラインはどこにありますか?」と。節約を謳ってボクの家に来るのであれば、少なくともそれは資料を見ずとも答えて頂きたい。
まず、全く考えていない(理解していない)営業マンは答えられない。
→「少しで良いから勉強してきなよ」と伝え、帰っていただく。
ちょっと知っている人だと、「お宅で使用している電力量と、天気などの発電量によりますね」と答えて来る。
→この人はちょっと知っているんだなぁと思って、もう少し話を聞いてみる。
セールスに来る人の中には自分の家でも設置している人もいて、「大体ですけど毎月このぐらい浮いています」と、見かけだけ良さそうな数字を言ってくる。どのぐらいの大きさのパネルを入れているのか?この数字の季節はいつなのか?初期費用とランニングコストとの兼ね合いはどうなのか?(太陽直下に曝されっぱなし、壊れないわけがない)、そもそもパネルの寿命は?といくつか質問すると、大体黙るw(実際、パネルの寿命は明確に〇年と決められずいくつかの事例でしか話が出来ない。なぜならパネルの寿命予測はまだ確立されていないから)

少しだけ考えてみてください。ある程度まとまった金額の初期投資をして、毎月少しずつ電気代を浮かせることが出来る。ここに違和感を覚えませんか?
浮いた電気代が自分の財布に入るのではありません。このお金は初期費用のペイ(返済)に回っていくんですよ?至極簡単な事です。家や車のローンを組んでいるのと同じです。どうしていきなり来た営業と名乗る初見の人と、ローンの契約をしなければならないのでしょうか?

「これから電気代が上がるかもしれません」と言ってくる営業マンもいるでしょう。これは事実です。だってみんな原発動かそうとせずに、効率が悪く、燃料費のたかいたかーいLNGを買って燃やして発電しているんですもの。地球温暖化促進ですねwさらにそのLNGはどこから買っているんですか?ロシアですよ?ウクライナの人が可哀そう!とか言いつつ、やっている事はロシア産のLNGを購入して金を流し、それが軍事費として補填されている訳です。
話しがそれました。電気代は上がるかもしれません。しかし、発電量は上がりません。売電単価は下がる可能性の方が高いです(むしろFIT法発足当初に比べ、下がってきているのではないでしょうか)。

ボクが家に太陽光パネルを導入しない理由は以上です。
ついでに言わせてもらうと、公園や畑の一部を利用して「プチソーラー」みたいなことをやっていますが、あれの一番効率は最も悪く、業者と行政がズブズブにつながってますよーっていう証のモニュメントみたいなものですねw
「クリーンエネルギー」を謳うなら、小水力やった方がずっといいんじゃない?太陽光よりも発電効率はずっといいし、揚水発電(夜間の安い電気量の時に上にポンプアップし、昼の高い電気量の時に水を落として発電する事。ポンプアップの電気効率を考慮してもプラスになる)で、それこそ電気代を浮かせることが出来るし。

クリーンで地球にやさしいという、さも良さげな単語に、皆様が騙されない事を切に願っております。。。

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