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写真におけるオリジナリティついて考えてみる

写真を撮る人ならオリジナリティというものを意識することでしょう。
オリジナリティは「独自性」「独創性」といっても良いでしょう。

つまり、
その人にしか撮れない写真を撮りたい。
他の人が撮る写真と代わり映えのしない写真では満足できない。
その人の代名詞的な写真となるものを撮りたい。

そんな気持ちでしょうか。
まあ、誰が撮っても同じ写真、誰が撮ったのか分からない写真を目指したいという人は少ないでしょうね。

そこでオリジナリティについて考えてみることにします。

他の誰もが撮らない(撮れない)ような写真はやっぱりオリジナリティといっていいでしょう。

では、それは写真の仕上がり全体のイメージなのでしょうか。
それとも被写体なのでしょうか?
はたまた演出?
画像処理によるもの?

どれにせよ、何かその人が一番始めにそれをやったらそれがオリジナリティといえるかもしれません。

その写真を見て、自分もやってみたいと思って撮ってみたとしてもそれは二番煎じ。つまりオリジナリティではないということになります。

でも、そうなると月日が経つほどにオリジナリティのある写真を撮ることは難しくなってしまいますね。
だって、先人がどんどんいろいろなことをやってしまうのですから。
その中で新しい、誰も撮ったことのない写真を撮るのはとても難しいでしょう。

さて。
そこで今回お話したい本題なのですが、本当に誰も撮ったことのない写真というのがオリジナリティなのでしょうか。

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