36歳未経験でもデータサイエンティストを目指したい方の転職相談に乗りました。

【相談者Aさんプロフィール
自衛隊の総務職のキャリアだったが、プログラミングへの興味が湧きプログラミングスクールへ通うも、本当になりたいのはデータサイエンティストだ!と気付いた36歳の方です。

Aさん「データサイエンティストを目指したいと気付いたけど、データサイエンティストもプログラムを書く仕事ということで、まずはエンジニアを目指すのはアリでしょうか?」

北爪「データサイエンティストもプログラムは書くけど、エンジニアとは別の仕事です。もしデータサイエンティストになりたいなら最初からそちらを目指すべきです。やりたいことはデータ解析なんですよね?」

Aさん「そうです。ただプログラミングスクールの先生にもまずはエンジニアになるのも良いのでは、と言われて迷っています。周りに聞いたところ半々くらいでエンジニアを目指すべきという人と、いきなりデータサイエンティストを目指すべきという人がいたので、相談したかったんです。」

北爪「そしたら100%データサイエンティストを最初から目指すべきです。エンジニアのスキルは無駄にはならないけど、はっきり別スキルです。目的がデータサイエンティストになりたい、だったら遠回りになります。なので、絶対最初から目指すべきです!」

Aさん「絶対にデータサイエンティストを目指すべきと言ってもらえてよかったです。迷わずに目指そうと思います。」

またお話しをお聞きしていて、プログラミングスクールの経験だけでは、未経験で採用する側が不安になるのではないかと思い、次の質問をしました。

北爪「今、総務のお仕事されていて、何か業務を効率化したことってありますか?」

Aさん「あー、、、あります。交通費の精算の際に、エクセルで一つ一つの移動に対して電車賃を調べてまとめていたのですが、この駅からこの駅だったら電車賃いくら、というのを別シートに持っておいて、駅を選択するだけで電車賃が自動で入力されるようにしました。」

北爪「それは素晴らしいですね。それで業務時間がどのくらい減りました?」

Aさん「全員分の交通費の処理が20時間くらいかかっていたものが1/4くらいで出来るようになりましたね。」

北爪「いいですね!!面談ではそのことをお話しするといいと思います。採用する側としてプログラミングスクールに通ったというだけでは、未経験で採用する決め手にならないと思うんです。今はスクールに通ったという方いっぱいいますし。それより業務の中での効率化というのは、実際に価値があるものを生み出した訳ですし、効率化・最適化を行うデータサイエンティストの仕事の適正があると見てくれるのではないかなと思います。」

Aさん「なるほどです。職務経歴書にこの効率化のことを書いておきます。」

こんな形で未経験の方の転職相談に乗り、最後には大変ご満足頂けました。

もしデータ解析者についてのキャリア・転職について相談したいという方がいたらぜひMENTAで募集しておりますので是非ご応募ください^^

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