95|ツクリカエル
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こう、流れて、ふと、「・・・はっ!あの、ツクリカエル国、とは、日本…のことではなくて、私という国のことだったノカ・・・!!」と、ふわっと、明るくとけてゆく。
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ここ最近は、他国の王達からの様々なお助けや支援、彼らの治める国々の豊かさからバックアップを受けとるばかりの日々‥で、なんだか御礼参りに行きたくなり、「冬至に、熊野まで会いに行く!」
何もことばにしていないのに、「熊野までは大変だと思うから良ければ私もそっちに行くよ。」と、3時間かけてきてくれて、ちょうど中間地点で。
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たくさんの時空間が、例えば過去が、どこかものすごいスピードで、閉じられていっているように感じる。
アクセス自体が、もう、できなくなるのかな…。
お茶や着物への眼差しや、関わりなども、それが、
〈日本〉という国や、そこに流れた伝承への敬意や感謝、魂や心の震え、そして、祖母をはじめとする、遠く繋がる家族・故郷への思慕やもしくは拒絶などに、大きく立脚していたのだ、、、ときづくたび、大きく手放れて行くものがある。
ひっくり返るほどの大転換。
ときどきに、混乱したり、立ち止まったりしながらも、いま思えば、もう何度も、
と、繰り返し伝え、続けてきてくれたのかな…。
きっと、(ゆで)卵の殻が少しずつひび割れてゆくのを、パリッと殻が割れて剥がれ落ちるまで、ずっと見守ってくれていたのではないか、、、と。
共働しながらの自動調整・調律でツクリカエられ、(こちらが抵抗してもいずれは調整のようなものが…)、そして目下絶賛ツクリカエ中…!でもあるのだなぁ。
そうして、古くなった領域を何度でもこえて、何度でも燃えて、まっさらに、戻ってゆくのかな。
もうすぐ、獅子座に月は満ちる。
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