42| WELCOME TO
きっと誰にも。
魅了されて仕方のない、そんなSpace(=世界)があるのだと思う。
微動だにせず、穴があくほどみつめても、まだみ足りない。
その奥。その奥のおく。その奥のおくのそのまた先の、さらにそのさきへと。
それはどこまでも重なり、私たちがその場所へと届くことを、用意してくれている。
私たちは、自らの内に折り畳まれた次元を、何度でも、そっと開ける。
いつでも閉じようとする圧とその向きに、注意深くきづきながら、何度でも何度でも持ちあげる。
やさしく持ちあげる。
わたし