フォローしませんか?
シェア
純粋なそよ風に 全身をまかせ 隅々までが 蒼い透明に 浄化された瞬間 心が到達した場所は 遠い昔 気恥ずかしささえ 無垢と呼べた 憧れだけで 過ぎていった あなたの微笑む 風景でした
わがままに風が笑っては 髪を乱して過ぎて行く 目には見えない悪戯小僧 風の気まぐれ あなたの気まぐれ 甘い色を灯しては 素知らぬ顔で吹き消して 私の心を揺らすばかり いたずら退治に忙しいのに 心がなぜか賑わって いつしか軽くなっていた 風のような人でした