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一筋のあたたかさを 部屋の中でたぐり寄せ 束の間の自分を味わう 香りの無い言葉でも にじみ出す無臭に焦がれては 束の間の心を味わう 待ちわびるあなたも 待ちきれない私も 約束の時間だけが 色を持つ 束の間の想い
約束の時間には 手持無沙汰になる もう待つ人もなく 急ぐこともない その自由が時間を持て余し 無意味な期待が ドアを見る 寂しさと贖罪と どちらの涙か分からないものが 流れる感覚も もうあと少し いずれ 薄れる時がくるまで