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寒い夜道を歩いていたら すーっと, 心に間が出来て 誰かの色に染められたいと思った 誰かは誰かで 誰でもではない 見当はつくけれど あの人にとったら見当違い 寒い夜道を一人で歩く
隠れた月の儚い夜道を 自分を握りながら 一歩ずつ それ以上の連なりは 闇の淵への落とし穴 知ってか知らずか 顔を出す月に 明るい夜道のまぼろしに 自分を叱咤し 一歩ずつ