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明るくなっていく夜を 瞬きもせず見送りながら 眠らなかった心を起こす 夜の間に住み着いた 淋しさ色の空虚さも 侘しさ色の静寂も 動き出す時間の音が 心の淵へと沈めていく 今日こそは 夜にその日を終えれるように 想い出に 心が向かわないように
夜に囚われながら ずっと見ていたい月の心 何もない私を 静かな銀色が 埋めてくれる どうしようもない私を 響く光が 忘れさせてくれる 明日が苦手な私を 清楚なやさしさが 励ましてくれる 誰のものでもない 私だけの月夜