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愛をうたえば(2020まとめ)



2020年は本当にたくさん書きました。書いた分だけ実力がついたかと訊かれるとそんなことはないけれど、表現したい欲求を素直に発露することだとか、人に読んでもらう喜びだとか、よりよいものにしていきたいと向上心を抱くことだとか、本当に、文章を書き出した思春期の、あの初心に立ち返る瞬間が多かったように思います。スキの数、ビューの数、フォロワーの数、それらは数字のかたまりではなく一つ一つが人の形なのだと、画面の向こうで私の文章に触れて下さった方がそれだけいるのだと、決して忘れることなく大切にしていきたいですし、私の手から旅立った私の独り善がりな言葉が、こんな歪さが時に必要なあなたのところへ降り立って、光る瞬間があるように、そうあれるように、これからも願って書きます。私のために、あなたのために、まだ見ぬ誰かのために。でも、たとえ何にもならなくても、それでもいいんです、本当はね。

年の後半は非常に残念な場所になってしまいましたが、noteでの私は、おおよそ楽しく過ごしました。noteから来たまとめの段階では途切れてしまったものの、毎週連続更新は63?65?週だったかと思います。怠惰の代表選手である私でもやればできました。だからあなたもできます。私は、書くことはつらいことのほうが多いように思っているけれど、ほんの小さな芽吹きに諦めず水を遣り、たまに当たる光を余すところなく浴びて、自身でしか生み出せぬ言葉を愛したそのさきで、きっと、あなただけの花が咲きますように。

よいお年をお過ごしください。



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ハニレモの話をしているか米津玄師の話をしているか書くことそのものに思いを巡らせているかの2020年でした。キナリ杯に託けて、私の人生最大の挫折体験であるゴヤについて書けたことが一番の成果だったと思います。岸田さんにもやばい構成に笑ったと感想をいただけて本望です。美術館に行きたくなったと思ってもらえたことが本当に嬉しくて泣きました。

現在、noteでの書き下ろし記事の掲載は見送っています。g.o.a.tで日記を書いているのでもしよければ遊びに来てね。あとg.o.a.tエモさが最強で好きなのでg.o.a.tで記事書いている人は教えてください、遊びに行きます。


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