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花は私の晩ご飯になるのか?note to myself

花が面白くなくなっているかも、Aimeeです。
花を仕事にしている会社に勤めているのに、ちょっとしたピンチです。
noteも久しぶりに更新して姿勢を正したのにちょっとしたピンチです。

わたし、いま、花で全くウキウキしない!大変だ。

なので、今日は自分のメモがわりにこの場を使います。
とても自己中心に書くので、苦手な方はスルーしてください。

では私の面白いと感じるものって何?
答え。 アート、音楽、読書

長年美術館で働いていて、アートについてはかなり面白みを感じています。
・・今日も美術館へ足を運んだら、心のテンションのレベルがあがりました。
5年近くinterFMのコアな音楽番組でお喋りしていて音楽も面白いです。
・・忘れられないレコード屋は幾つかある。素晴らしい音楽と出会う機会も多い。
今は子育てに追われているけど、文学も好きです。
・・本屋に行くとここで産まれたのか?って程安心します。待ち合わせ場所は本屋が多いです。そしてついつい長居してしまう。

(スタメンではないですが、映画や演劇も大好き。)


私がアート、音楽、文学に惹かれる理由

1. 作り手と鑑賞者(消費者)がはっきりしている。
2. 歴史がある・深い・五感が刺激される
3. インプットとアウトプット(アウウトリーチ)が豊富
4. それに出会う場所が魅力的(美術館、本屋、レコードショップ)
5. 時代や流行を表現している
6. いろんな人が絡んでて割とみんな目的が一緒
(観てもらう、買ってもらう、聴いてもらう、読んでもらう)
7. 特に頑張らなくても長い間所有できる。
8. 絶対的に人を人生を変えるほどの影響力がある(教養)

それでは、1~8 花ってどう?(花とんぼバージョン)

1. 花の作り手は生産者さん、市場で売る人、それを買い束ねる人(Akiva)そして売る人(花屋・オンライン・フラワーアーティスト)、そこから消費者(又はクライアント)、そしてその消費者から贈り物として第3者に渡る可能性もあり。
問題点:クレジットがはっきりしない。誰から誰へ?
   解決策: 生産者の思い、生産地やその環境をもっと知るべき。消費者に所有者である感覚を持ってもらう。?
2. 花の歴史?あるとは思う。でも、私の知識は芽が出て膨らんで〜レベルだということに気づく。
問題点:歴史はあっても知るきっかけや参考文書に出会えていない。
解決策:勉強してみる
3. 花のインプットはビジュアルの美しさ、記念日を特別にするプレミア感、満足度、アウウトプットは・・・・なんだ?アウトリーチは他クライエントなど。
問題点:そもそも花を買う人にとってInputとOutputって必要?
  解決策:必要じゃなかったとしてももう少し考えてみたい。
4. ここでは花に出会う場所、花屋とします。花屋は素敵です。私たちのThe Wagonも頑張ってるけど素敵な花屋さん沢山あります。でも、わざわざ今日の目的に花屋を選ぶ?花屋に長居する?店員さんと話す?
問題点:ついで感覚で花屋に寄ることが多い。長居はしない。(少なくとも私の花屋との経験で長居したことは、イタリアの路面花屋のおじちゃんが面白くてその1回だけ)
   解決策:花屋に立ち寄る絶対的な理由や魅力が必要。長居したっていい場所にしてもいいのでは?
メモ:NYで好きだったビンテージショップの店員さんはだいたい売ってる服がどこから来たとか、この服の良いところとかキラキラした眼で話してくれた。そういうの花屋で体験したこと、人生の記憶を全方向からみても、1回しかない(1回はある。イタリアのおっちゃんの花屋)
5. 時代や流行は花にある?ーよくわからない。
→ 問題点:野菜と似てる。時代よりも季節や天候を象徴しやすい。
    解決策:季節や天候をもっと象徴するべき。トレンドはおさえつつ。
6. 花束一つにも確かにいろんな人が携わって絡んでいます。でも、それを知るすべがない。想像力が働かない。そのいろんな人の目的は同じじゃない時もある。
→ メモ:やっぱり人を巻き込むことって大切だよね
 7. 長期保管不可。(生花)手入れが大変。またもや野菜的な立ち位置になる。
解決策:短い命の醍醐味みたいなところを突き詰めてみる。手入れ方法も丁寧に引き渡さないといけないのでは?手入れ方法を知るにはどうるすべき?
8. 花に人生変えられた人いますか? 私は実はこれは当てはまっていて、座間アキーバの作品を見た時にキャリアシフトをしました。でもそれは特等席から見させてもらったフラワーアートであって、手が届きやすい花束やアレンジメントではない。花屋の花から教養を得られるの?ってわからなくなる。もう少し、人生を変える は大げさですが、人に影響を与えるぐらいな存在感を出していけば、花面白くなるんじゃない?

ふーん、なんかみえてきたような、遠ざかったような。

わかったことは、花、めっちゃ曖昧ですね。マルチプレイヤーすぎるけど曖昧さが勝ってるような。


ここではじめてタイトルにふれます。

「花は私の晩ご飯になるのか?」

アート、本、読書などの私の中の影響力がばりばりあって、教養も貰えて、五感も刺激してくれるスタメンジャンルがいます。

花という最近面白くなくなっちゃったけど、突き詰めたいジャンルがあります。

そして、野菜やワインやコーヒーや運動みたいな、特別面白いかはわからないけど、日常に寄り添い欲や健康を維持してくれる人間に必要なジャンルがあります。

花は果たしてどっちよりなんだろう?アート寄りなのか、晩御飯に出てくる野菜たちよりなのか?そんな意味で訳のわからないタイトルがうまれました。



私は花とんぼでは、企画したり纏めたり、花をアートに持っていく立場です。
市場で花を見る人でもないし、花屋に立つ人でもないし、束ねる人でもないし、花のことなんてほんとよくわからないです。だから花業界の色々な事情もよくわかりません正直。


そんな立ち位置の私が、花にそんな求めるなよ!と自分から自分へ突っ込みたくなりますが、でも今時代も変わって色んなことが「今まで通り」にならない時代を生きています。なんだったら、アートや音楽や文学みたいな面白みを花に見出してもいいのではないでしょうか?癒しを求める大人だけではなくて、中高生がめっちゃ悩みながら花を選ぶような光景みてみたいです。

面白くなくても花は純粋に本当に素敵です。それは間違いのないこと。
先日も、ウエディングの花を担当させてもらいましたが、人の幸せを百倍幸せにして、誰かの悲しみの重量を少しだけ軽くする力が花にはあります。

こういう点も踏まえて

花との触れ合い方も、もう少しレベルを変更してもいいのでは?と目論んでいます。というか、そうしないとずっと面白くないもののままになりそうです。この想いをメラメラと仕事に燃える意欲にできるように消化できたらいいな。


読んで頂きありがとうございます。地域のこども達に無料でアトリエを開放して、花や植物に触れるワークショップの定期開催を目指しています。その際に使用する道具の資金に使わせて頂き、随時noteでご報告します。