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研究途上は医者の都合でしかない
日本ではまだ認知度が低いLiD/APD(聞き取り困難症)に診断手引きができて二カ月ほどが経つが、未だ当事者には苦悩が続いているようだ。現時点では治療方法が無いということは、難病指定されてなくても当事者にとっては難病だ。
そもそも研究途上だということは医者の都合でしかない。LiD/APDはここ数年突然現れたものではなく、少なくとも私は高校の時に症状を自覚していた。そうなると2014年にはもうあったということだ。何人もの患者が耳鼻科を訪れ、「そんな症状は知らない」「聴覚検査には問題ない」と馬鹿にされたり帰されたりしている可能性もある。その時点で医者の方で疑問に思い、全国の医者で研究を進めることも出来たはずだ。いや、メジャーな症状が先に研究されるべきだという主張は分かりますよ。でも、その症状で苦しんでる当事者にとっては「相手にされなかった」「もう医者に行くのは嫌だ」という印象しかない。
そして何より、目の前の困っている患者を冷たくあしらう行為は医者である前に人間として最低の行為だ。困っている人を見過ごすのは目の前に倒れている血まみれの人をみて救急車を呼ばないのと同じだと思っていいと私は思っている。
LiD/APDの当事者が少しでも楽になる日が早くきてほしいものだ。
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