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ミルグラムまとめ第二審ボイスドラマまで


キャラクター毎の考察については他の方が詳しく話しているのでそちらをご覧ください。


第二審ボイスドラマまででわかったこと

ハルカ

なんらかの障がいを持つことにより母より見捨てられ、母のネックレスを盗んだり、犬や猫を虐殺して母の目を引こうとした。最終的に母の興味を引く少女の首を絞めて殺害。(僕より小さいものなら殺せる、とボイスドラマで発言しているため、殺したのはハルカより小さいものや人のみではないか?)
また、未だ母を強く求め、ムウに依存しているため、ムウが第二審で赦されなかったら自殺を企む可能性がある他、ムウに見捨てられてもムウに危害を加えるかもしれない。

ユノ

複数相手とのパパ活の末、妊娠し、堕胎した。ただし中絶にはかなりのお金が必要であるため、パパ活の相手に出させた可能性が高い。相手の興味を引くことに強い欲求がある。一方、根性論や、ただ見知らぬ相手に可哀想と思われるのは不愉快としている。何か不愉快な想いをする度にパパ活の相手も変えてきたのかもしれない。

フウタ

いわゆる炎上仕掛け人?SNSにおいて、炎上させるための証拠集めをして、誹謗中傷を扇動してきた末に、誹謗中傷をしていた相手が死亡。本人は誰のコメントで死んだのかは分からないと反論しているが、ミルグラムの拘束やエスへの攻撃が出来ないなどの点からフウタのコメントが決め手になったのだろう。(明確に人を殺したと言えないユノやカズイも人殺しと認定されているため)
また、第一審判決により、拘束された状態からさらにコトコの襲撃を受け、右目をブーツで蹴られ、眼窩底骨折、網膜剥離。胸部も不全骨折しており、ブーツで強く踏まれたかバットで殴られたようだ。不審な様子に気がついたカズイによってコトコは退けられた。

ムウ

血筋により、人間離れした美しい見た目をもつため、学校で女王のように担ぎ上げられ、ムウを否定した(実は本当にムウを大切に思うが故だったかもしれない)生徒が死んだ。そのため逆にいじめられた、またはいじめられているように振る舞っていた。争点はどちらが先か、ムウの直接的な指示があったか。
第一審後、ハルカと共依存の関係になっているように見えるが、ムウがどの程度ハルカを想っているかは微妙なところ。(ハルカの自殺する発言を止めていない)

シドウ

脳死患者の家族に、臓器提供者にさせて下さいと説得、臓器摘出をしていた。しかし、妻と子どもがなんらかの事故か事件により死亡または脳死、植物状態になり、今まで自分がやってきた脳死患者を臓器提供者にする重みを知ることになる。利己的な理由でも殺している、との発言から植物状態になった自分の家族へ優先的に臓器移植をしたのではないだろうか?
第一審の時は死刑を望んでいたが、コトコ襲撃後のフウタ、マヒルの治療にあたっており自身の存在意義に頭を悩ませている。

マヒル

恋人関係だった男性が自殺。恋に恋する状態でなんらかの依存、ストーカー行為、束縛などが考えられる。しかしマヒル本人はきちんとした交際だったと主張している。第一審MVで描写が不穏になった部分を見ると、彼氏は二股していた可能性がある。
第一審後、コトコに襲撃され、フウタの怪我で手一杯だったカズイも間に合わず、シドウがいなかったら死んでいたと思われる大怪我をする。診断は頭部裂傷、全身打撲、左前腕の骨幹部骨折、頚椎捻挫、肋骨骨折、左足脛骨の骨折。第二審ボイスドラマ時は車椅子で移動している。しかし、コトコへの恨みは無いと語る。

カズイ

妻帯者でありながら、同性愛者であり、妻に本当のことを打ち明けた結果離婚する前に妻が自殺したと思われる。(MV中にしつこいほど出てくる青いリンゴはマイノリティの象徴、第二審MVでは指輪が強調的に出てくるため)。第一審で赦されたもののあまりスッキリしていない様子を覗かせるが、コトコの襲撃からフウタを護っており、本当ならばマヒルも護ってあげたかったと発言。襲撃者から他の囚人を護ることに存在意義を見い出した。

アマネ

親が何らかの宗教信者であり、アマネ自身も強く神を信じているが、MVの中でシャワーヘッドで殴られる、水の中に頭を入れられるなどの虐待も受けている。アマネは12歳であり、日本の法律では減刑があるだろうが、宗教上の規律に違反した信者を粛清と称し殺したと思われる(しかも歌詞からは親に対しての恨みも見て取れる)。宗教により12歳とは思えないほどの価値観を持っている一方、宗教の教義から外れたことには強く反発し、エスにハサミで襲い掛かろうとした。

4つの大原則の内、人は運命を生きよ、は怪我も病気も自らの力で乗り越えられるものだという意味らしく、治療行為はアマネにとって粛清対象。このままではシドウに危害を加えるかもしれない。

ミコト

自らの希望で入った広告代理店がブラック企業(第二審MVでは真夜中に上司から電話が来ている)で、ストレスから二重人格になってしまった。主人格であるミコトには全く殺人時の記憶が無いが、第一審で赦されなかったことにより症状が進行、副人格のジョン(エスの命名)とマトモに話せるようになってしまった。またジョンによると、あくまで主人格のミコトを護るための行いであるものの、殺した数は覚えていない、ジョンの行いがミコトの罪、しかも数知れずの殺人から死刑になるかもしれないとエスから聞くまで反省しなかった。

コトコの襲撃時、本来拘束されていたはずだが副人格のジョンにはその拘束が働かず、ほぼ無傷で撃退。第一審でもエスに殴りかかるなど、あくまでミルグラムは主人格のミコトにのみその性質が適用されるようだ。

コトコ

犯した罪の割に軽い刑で済んだり無罪になった犯罪者に罰を与えるという名目で暴力を振るい、だんだんと快感をおぼえるようになり、ついには人を殺してしまった。しかし一貫して自分の正義は間違っていないと主張し、第一審ではエスから裁きを任されたと勘違いして他の赦されなかった囚人に襲撃を行う。第二審でも自らの行いを悔いることなく、むしろミコトをほぼ無傷に留めてしまったことやアマネを襲撃出来なかったことをエスに謝罪(ちなみに本人は時間切れだと言っているが、最後に襲撃されたマヒルはほぼ瀕死の状態でどう見ても「やり過ぎ」であるため、マヒルへの暴力が快感でつい時間をかけてしまったとも考えられる)。エスを看守失格と罵り情緒不安定になったエスの肩を抱きしめ、コトコにすべての裁きを委ねるように諭したり、エスが平静を取り戻しコトコに協力関係の再検討を告げられると激しく激昂。

第二審で赦されなかった場合、恨んでないと語るマヒルはとにかく、フウタからやり返される可能性がある(もっともフウタは意外と小心者であり、口では大きなことを言っているが実際の暴力に及ぶかは不明)。

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