私的スピリチュアル『これはやめておけ』

スピリチュアル。開運商法ですが、美しい服を着るとか、ブランド物をつけるとか、宝石的ななにかとか、本人が解決できるものならば、好きに生きろ!というものは、ありますが、これはやめておけ!というものを2つ書かせていただきます。

私は、ある意味若い人から見たら『結果の世界』にいるわけで、と言ってもダメダメなんですが、

1つは、学校の先生や親が『将来は何になりたいですか?あなたの夢はなんですか?』というような設問を用意しますが、

それは『あなたの一過性の欲』であって、人生はつづきます。いつまでも主役だと思っていると、いろいろマズいです。はっきり言ってしまうと、夢を叶えたあと、または、夢破れたあと、どのように他人に貢献できるか、という、とても幼稚園や小学校や中学校や高校や大学では、想定外の展開があります。ここで夢が叶って結婚したらパートナーを支える、でもいいです。また、次の世界が出てきます。その時も、私欲の世界はもう過ぎたから、他人への貢献を考えてください。

なぜ、ここまでしっかりめに書くのかというと、ある程度まで夢を叶えた人たちのその後を見ているからです。たいてい飲んだくれになりがちです。逆にある程度まで夢を叶えたから、私欲を断ち切れないんです。その姿は、とても潔い生き方には見えないんです。私は偉い。私は主役。あなたが偉いのならば、頭を下げることを少しは学びなさい。あなたが主役なのならば、ひとりぼっちの孤独さくらい、わかりなさい。

夢破れたことを認めて、人の夢を叶える裏方にまわることを考えなさい。

或いは、こっそり次の夢を追うのは自由だけど、裏方にまわりながらでも、それはできるよね。

というのが、周りを見て思うんですよね。普段、あんまりお金を使える立場じゃない人が、ある程度金銭的に落ち着いてから、使える金額の範囲で安くてステキな服を買うとかはアリなんですが、どう考えても身の丈に合ってない金額を使うのは『ほんとうに大丈夫?スピリチュアリストが支払いしてくれるわけじゃないんだよ?勿論、私も支払いはしないよ?自分、支払いができなかったら
身内を犠牲にすることになるし』

と、いうのがあるわけです。現実として私は度々『親に借金背負わされている若い人の話』を聞いてしまうことがありました。そういう場合は私に第三者が話すという感じが多く、話を聞きながら見える親の年齢が『高度経済成長を経験していて成功体験があるようだ』とか『だいたい年齢的に高度経済成長からバブル景気まで体験した成功体験があるようだ』という感じで、だいたい現在の55〜65歳くらいの人が相当数経済的な成功経験があるように感じました。全員が全員ではないのですが、極端にバブル経験が未だに抜けていない人たちがある一定数いるように思います。

現実として、うちの両親には未だに就職氷河期世代というのが理解できていません。親の世代は入れ食いで仕事がありました。面接に言って「今、俺の目の前で「私にはこの仕事はできません」と言え!」なんて経験していません。

まぁ、勿論、私の世代である就職氷河期世代にも、残念ながら自分の子どもを私欲のために借金背負わせるような人たちはいるようです。

2つ目は、身の丈に合った住まいです。これがほんとうに重要で、これも少しスピリチュアルが入っています。よく高級住宅街には良い波動の人たちが住んでいるから、その波動の場所に住むと、付き合う人たちが変わってくる。というものですが、

やめておけ。絶対、やめておけ。

風水とか波動とか以前の問題で、家賃払えなくなるとかもあると思われますが、まったく別の問題で

広い家や広い部屋、または高い家賃で、

夏暑くて、冬寒いと

死人が出る。。。それだけだよ!

支払いが多くて、冷房暖房までお金が回らないと、人間は死ぬんだよ!全身毛で被われていて、冬眠するして、春がきたら起きるようにはできてないの!にんげんだもの。みつを。そういう意味じゃない。これもスピリチュアリストが支払いをしてくれるわけじゃないの!支払いはあなたがするの!できなかったら、あなたの身内が支払いをすることになるの!

。。。わりと常識的なことなんです。身の丈にあった暮らしをする。たぶん、スピリチュアルの捉え方に問題があるのだと思われます。まぁ、支払える家なり、部屋なりに住んで、100円均一とか300円均一とか、ホームセンターとかユザワヤさんとか世界堂さんとかで、あなたがいいなぁ!と思うようなステキな空間作りをする。

それだけのような。。。

イメージの中のお金持ちがマンガ的すぎるんですよ。そんなマンガ的なお金持ちになったら、いろいろヤバいような。。。

結局、スピリチュアルに飲み込まれていくのは私欲で、これの見方を変えると、スナックとか呑み屋さんに、飲み込まれていく人たちに喩えると見えてくるものがあるかもしれません。なんかちやほやされたい感じ。そのちやほやが一定の距離をキープできれば、問題ありません。しかし、情に流された時、いろいろ破綻します。これが不思議なんですが、男女はわかりやすいですが、同性の場合もあります。

私事で恐縮ですが、私は同性に支持があるタイプなのですが、必ず、一定の距離はキープするタイプです。親しき仲にも礼儀ありなんです。ただ、同性に支持があるというと日本人だと思うでしょうが、違うんです。私はなぜか、若い人に支持があるんです。しかも、国籍関係なし!なんです。これも不思議なんですが、一定の距離をキープするので、人につけこむ気がない、というのも、理解していただけるみたいなんですね。そういうやる気がないの!

身の丈に合った、自分の好きな空間作り。私的にこれはある意味スピリチュアルだ!と、思った方の部屋が、音楽家のガッキー先生の部屋をテレビで拝見した時ですね。新垣隆先生は音楽家として才能がある方なのに裏方に徹しました。新潮社だったと思うんですが、あの会見も新垣隆先生が望んだものではなかったでしょう。おそらくは、真実を知った方がガッキー先生の名誉はガッキー先生のものじゃないといけないと、真剣な気持ちで会見の場をつくったのだと思います。ただ、ガッキー先生的には音楽が遺れば自分はどうでもいい、という感じじゃないかな?と感じました。

まぁ、ある一定の時期、ガッキー先生はテレビの人になってしまったのですが、ガッキー先生の部屋がテレビに映ることを知り、観たんですね。

楽譜だらけ〜!

玄関から、もう楽譜だらけ〜!他人が入っただけで楽譜崩れる〜!靴箱の上も上り框も楽譜だらけ〜!居間だと思うんだけど、楽譜だらけ〜!ピアノの上も周りも楽譜だらけ〜!

。。。おそらくは、他人から見ると楽譜だらけ〜!という感じに見えてしまいましたが、ガッキー先生からすると

片付いているのだと、思われます。。。

。。。好きなものに囲まれるとは、そういうことなのかもしれません。。。

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