私が『007 カジノロワイヤル』に対して思うこと

私は007を全作品を観ていないのですが、007が何人も演じているじゃないですか。飛び飛びでいろんな方が演じている007を観ているんですね。ピアーズ・ブロスナンとかティモシー・ダルトンとかは観ているのですが、

よく、今までと髪の毛と瞳の色が違うことを指摘されたということが現実として劇場公開前にあったのは事実ですが、それは置いておいて

ダニエル・クレイグの007には『痛みがある』という点が今までの007とまったく別物だったように思います。それまでの007はアクションシーンがあっても痛みを感じないように見えるんです。殴られても、へっちゃらなんですね。スーパーマン的要素というか、完璧な諜報員は痛くなさそうで。ダニエル・クレイグは違ったんです。

殴られたら痛いし、人を殺したら引きずるし、絶対的に恋に落ちてしまった相手は、自分のことは愛していなかった。拷問されたら、普通に入院はするし。

設定上、まだ駆け出しで、鋼の心に仕上がっていないのだけど、この映画の魅力って、

人間らしさ。だったんじゃないかな?とふと思った。

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