「魂のうつくしい人が好きなんだ」

あれは、どっちの男の子が言ったことだったのだろう。

思い出せない。

中学の時、好きなタイプは?みたいな話になりがちなのだけど、たいていは「顔がかっこいい」か「顔がかわいい」、または「性格が良い」とか「おもしろい人」とか

ある程度、外見か性格かというわかりやすい2択であり、更にそれはアイドルとか歌手とかお笑い芸人とか

基準はテレビや雑誌媒体のメディアの人が基準になりがちなのだけど

2人の男子がいて。
ひとりは勉強が好きな子で、学習塾へ行かなくても自分で学べるタイプの男の子でした。
もうひとりはクラッシックとか音楽が大好きな男の子で。私の世代では、ピアノは女子の習い事となっていて、男の子でピアノが弾けることがマイノリティの時代でした。

私の中では、このふたりの印象が被っていて。まじめで人をばかにしない人で、常に冷静な男子でした。

どっちかに
「好きな女性のタイプは?」と
私か私の友だちが聞いたら

「魂がうつくしい人」という完全に想定外の答えで

面食らってしまった。。。

魂がうつくしい人。魂は色やかたちがあるという話もあるのだけど

強さとか
柔らかさとか

見えない感じかな?と思う。

書いていて、ちょっと思い出した。

「あなたは賤しい顔をしていない」みたいなことを言われたのだけど

もっと、構えていなさい。というようなことを言われたのだけど、それはほんとうにそうで。

動いていないと怒られるような環境下で育ってしまったので、人の手の入っていないところをやらないといけない。と思ってしまい、いつも動いている。目に入ったものを声に出してしまう。さらにそれにアテレコをはじめるので

すごく私は、子どもっぽいんだよね。

半世紀くらい生きると、絶対に生活感が顔に出るんだけど

東京で。観光で来日している方に声を掛けられるのだけど、なぜか圧倒的に

若い女の子が多い。

いい感じの人に見えるのだろうか?

今の私は
『魂のうつくしい人』になれたのかな?

賢い男の考えることは、難しすぎる。ただ

遊びとかテキトーな発言ではなく、本気の『好きなタイプの女性』像なんだと思っています。

自分が好きな女性で、自分の家族にも受け入れられる人は

『魂がうつくしい人』

ということなんだと、そのどっちかの優秀な男の子はわかっていたのだと思います。

thank you!

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