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ソライロノハナ

ソライロノハナ 1913(大正2)
萩原朔太郎はぎわらさくたろう 1886〜1942

新選名著復刻全集 近代文学館

萩原朔太郎 27歳。詩人。

自筆歌集の「ソライロノハナ」。

和紙で綴じられている小さな素敵な本です。

ソライロノハナ 1913. 
空色のリボン 紫の綴じ糸 ・・・白色の紙とのコントラストが美しい。

「空いろの花」
写真は朔太郎自身。利根川べりで撮影されたもの。

自叙傳(伝)。
薄紫色のマーブル模様紙が空想の世界へと導く。

優しさを感じる繊細な字体。

真上から撮影

手づくり感にほっとする詩集。

みているだけで落ち着くセラピーのような本。

小さなてんとう虫

裏表紙の真ん中に、てんとう虫(幸運のシンボル)が可愛らしく描かれている。

・・・

日本近代詩の父とよばれる萩原朔太郎。
群馬県前橋市に「萩原朔太郎記念・前橋文学館」があります。