見出し画像

微風という暴風を吹き荒らすー藤井風くんへ

風くん、2nd アルバム LASAの発売前後、とんでもないことになってますな。
まず、芸術選奨新人賞受賞おめでとう!こんな文部科学省が主催する賞があるなんて初めて知ったで!あと、Space Shower Music Award 3部門受賞もな!国からも、一般聴衆からも選ばれるなんてほんますごい!

芸術選奨授与式のときのサンローランの黒いスーツ、めっちゃ似合ってた!髭があるから、アラブの王子みたいやった。でも、髭がエロく見えすぎやろ!ただでさえ、年齢より上に見えるのに、髭をたくわえるのはもっとおっさんになってからでよくない?三男おとんみたいに髪が薄くなってからでもええと思う。あと、20-30年後には渋くてかっこいいおじんにどうぜなるやろ、今は20代のキラキラした紅白のMISIAとコラボした白王子みたいな風くんがおばちゃんは見たいな。。

あとな、LASAのカバーのアイメイク、ちょっとモードぽくせめすぎやったと思うで。Instagramで、glasses of love と言ってたから風くんのアイデアやったのか?と思ったけど、ラジオでメイクの意味はよう分からん、言うてたのを聞いて、余計そう思ったわ。高井さんにナチュラルメークしてもらっても風くんの笑顔と温かい色のアートワークでLASAの雰囲気は十分だったと思う。

なんか見た目にいろいろ注文つけてしまったけど、LASAな、新曲、全曲よかった。風くんのアルバムじゃなくても、何度も聞きたいと思う曲ばかりだった。
『まつり』は、日本のテイストで新しい引き出し開けたなと思ったけど、メッセージが藤井風そのものじゃった!風くんが、第2のデビュー曲というのもわかるし、自分の葬式のときにかけてほしいというのも頷けた。
『やば。』と『damn』は、私は同じような使い方するから、最初は区別つけるのに時間かかったけど、前者がR&Bで後者が懐かしめのROCKじゃな。ノリノリでどっちも好きやで。『それでは、』はな、サントラのような曲いうとったけど、Listneing Partyのときの小芝居をやりたくなるような映像味あふれる曲じゃった!将来、風くんの曲がエンドロールや挿入歌としてながれる映画や、ミュージカルが見たいと思った。風くんは映画やドラマに出演することに興味あるのかな?それ聞いてみたい。。

『ガーデン』がな、聞くたびに泣ける。風くんが1stアルバム制作後、燃え尽きたようになったときに作成し慰められた曲言うとったのを聞いて、アーティストとしての風くんのとてつもない孤独を感じたからだと思う。泉のように湧き出たインスピレーションやアイデアも枯渇してしまったのかと思うこともあるやろ。でも花は咲いて枯れても、四季が変わり時間が心を癒せば、また自分なりのペースで歩むことができると感じんたんやなと思った。風くんのような『降りてきた』といって作品を作るタイプのアーティストは、長いキャリアのなか、スランプがきたり悩んだり、凡人には計り知れない苦悩もあると思う。そんなときに、この曲が風くんを守ってくれるんやなと思った。そして、私自身も自分の中の大切な核のようなものが『ガーデン』やな、と思った。人生に疲れて擦り切れても、回復できた経験がある人は、なんとかSuriveできる、いくつもの四季を重ね、また春はくる。そう思わせてくれる歌やった。ありがとう、一生の宝物の歌、またもろうたで。

今回の新曲、『恋をした』『惚れてまう』とか恋愛を思わせる言葉もあり、ええ感じやと思ったで。この前のSpace Shower TVで、中学生の頃の女の子とのカバー曲の思いでを語ってたけど、そんな話もっと聞きたいな。風くんは、聞いてくれる人のネガティブなエネルギーを消え去るような曲を作りたいと言ってたな。ハイヤーセルフと成長過程の自分との葛藤を歌った作品はアーティスト 藤井風の真骨頂や!でもな、風くんが聞いてきて弾いてきて歌ってきた曲には、普通の恋の切なさを歌った曲もたくさんあるやろ、そんな曲にも人は励まされるんやで。眠れない長い夜に寄り添ってくれると思えるんやで。そんなに気負わんで、自分の気持ちに正直に好きな曲を書いてな。最近な、風くんを神格化するような意見もあるし、おばちゃんは若い風くんに教えられることたくさんあるけど、いつまでも自由に好きな曲を作ってほしい。YouTubeの若い時のピアノの前の心から嬉しそうな楽しそうな笑顔を失わないでほしいと思います。

前にも書いたように、『きらり』を聞いておばちゃんは、これは大衆性も大事にするんやなと思いほっとしたことがあります。LASAはポップス色がHEHNより強くて、多くの人に受け入れられる作品を作ることに舵をきったと思いました。HEHNは内省的やけど、LASAのは外向けの陽キャラで表裏一体の関係性について語ってたけど、すごくよく理解できた。それについて、大衆に媚びてるという色々言う人がおると思いますが、気にせんことや!芸術性があろうとなかろうとミュージシャンは曲が多くの人に届いてがなんぼの世界や!長いキャリアのなかで、アーティストはいろんな作品を発表するにきまっとる。発表時期も紅白のあとで、LASAはHEHNより多くの人から受け入れられると思う。

あえていえば、『Higher Love』のセルフカバー入れてほしかった。後、カバーでは、マライアの『Through The Rain』。おばちゃんは、マライアのコンサートに行ったことがあるほどのファンですが、この曲は風くんのカバーのほうが好きです。聞くたびに勇気づけられる。

今のところ、徹底的にコンテンツをコントロールできるメディアとのコラボ戦略、ずっずさんすごいな。『MUSICA』の7.5時間のインタビュー記事、めっちゃ楽しみなんやけど!ここで、サイババのこと触れるかな?『インドの』と、ラジオで濁しとったけど、わしはな、言ったほうがいい思う。隠すより。NHKの『ファミリーヒストリー』にでもオトンに出てもらったほうがすっきりするような気もする。あれは、キャリアが長い芸能人ばかりが取り上げられてるけど、NHKの風愛強いから、なんとかならんかな。その前に、文春あたりが、けったいな記事書かんかと、心配しております。
とにかく、『オールナイトニッポン』がんばってな!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?