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歯列矯正にデメリットってあるの⁉︎その2

こんにちは!


歯列矯正専門の歯科医院を開業している
リエです(^_^)


昨日は矯正治療によって引き起こされる生体反応がデメリットとなりえますよ~という内容でした。


今日は、昨日の続きで歯列矯正を受けることによって生じるデメリット(不利益)その2についてお伝えしたいと思います!
その1についてはコチラ>>>矯正のデメリットその1


歯列矯正をこれからやりたいな〜と考えている方は、こんな事もあるのか〜と知っておいた方が良いですよ!

今日の内容は矯正治療に伴い、人によってはデメリットとなることをお話してきます!

歯列矯正のデメリット


①〜③はこちら


④健康な歯を抜く可能性がある。


・上下の噛み合わせのバランスを整えるため
・前歯を内側に引っ張り込んでくるため
・重なって並んでいる歯(ガタガタや八重歯など)をキレイに並べるため


上記の目的を達成させるために、歯を抜いて矯正治療をする場合があります。
なりたい歯並びを目指すためにはどうしても歯を抜かなくてならない場合があるのです。


なぜ、歯を抜かないと上記の目的を達成できないのかは長くなるので、後日お伝えしたいと思います!

歯を抜く矯正になる場合もありますが、抜歯が必要のない治療になる方もいますし、人によっては抜歯が最善な方法ならメリットしかないです!という方もいらっしゃいます。



つづきまして
⑤矯正装置によっては食事に気をつける必要がある。

マウスピース矯正であれば何も気にせずお食事できます‼︎
これに関しては、表側でも裏側でもワイヤー矯正が不利です(T-T)


ワイヤー矯正の装置で歯にくっつけるブラケットは、最終的に外すものなので、食べ物を咀嚼する際に外れてしまう事があります。


また、ガムやお餅などの粘着性の高い食材はブラケットやワイヤーなどの装置にくっついたり、葉物野菜などは絡まったりする事もあります。


このようにワイヤー矯正は大変な一面もありますが、皆さん工夫して食事をしたり、慣れくると気にならなくなってくる方がほとんどです!


そして、最後になります
⑥矯正治療に支障をきたす場合、埋まっている親知らずを抜歯することがある。

矯正治療を行う際に、約半数の患者さんから「親知らずは抜歯しないとダメですか?」と聞かれます。多くの方が、矯正するには親知らずを抜かなくてはならないと思ってらっしゃいます。

親知らずを抜歯するかどうかは、歯科医師によって見解が異なります。
埋まったままの親知らずが動き出すことで、矯正治療後の後戻りを引き起すと考え、予防的に抜くとお考えになる先生もいらっしゃいます。

私の場合は…
必ずしも埋まった親知らずを抜く必要はないと考えております。

何故かというと、埋まった親知らずが存在しなくでも矯正治療後の後戻り現象は起きうるということと、埋まった親知らずを抜歯するリスクが高い場合がある。という点があるからです。

ですが、矯正治療でコントロールしたい歯の邪魔になる場合や、埋まった親知らずがあることで他の健康な歯が虫歯になったり、親知らず自体が虫歯や歯周炎になるリスクが高いと判断した場合は抜歯を勧めます。

様々な判断ポイントがありますので、親知らずを抜歯する必要があるかどうかは、矯正の治療方針と親知らずの埋まっている状態を担当の先生に確認してみてください~


以上、2回に渡って歯列矯正のデメリットをお伝えしました。
矯正治療を検討している方は、デメリットも理解して初めてください!



デメリットばかりな感じがしてしまいますが、
メリットも沢山あります!(*^-^*)


今後、歯列矯正のメリットについてもお伝えしていきまーす!


では、また!



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