見出し画像

データ分析者さん以外にもおすすめしたい『データ分析のためのデータ可視化入門』

訳者の1人である @kilometer00さん から『データ分析のためのデータ可視化入門』をいただいて、ざっくり読んだので感想を書きたいなと思います。

この本をおすすめしたい対象者

データの可視化について学びたい人
伝わりやすいグラフを描きたい人

良いグラフ・悪いグラフについて考えたい

とくに感動したのが、良いグラフ/悪いグラフはなんなのか、というところから説明してくれているところです。今まで R やその他のツールでグラフを書くことはありましたが、どう表現するのが適切なのかいつも手探りでした。

過去に行われた実験などから、人間が認知しやすい図ついて書かれています。円グラフや棒グラフはよく見ますが、はたして人間はどちらのグラフの方が正しく結果を読み取れるのかということも改めて考える機会を得られました。

画像2

適切なグラフを描くことで、データから情報が読み取りやすくなります。自分的にはこのあたりとっても面白い!

複雑な図も簡単に描けるようになる

棒グラフや折れ線グラフ、散布図など基本的なグラフはとても簡単に描けるし、かなり複雑なグラフも表現できるようになります。

なお、地図も描ける。1行で描ける。しかも動かせる。すごくない?

画像2

R/RStudioを触ったことがないなら

可視化について理論的なことも書かれていますが、この本では R というプログラミング言語を採用しており、実際に手元でグラフを作ったりもできます。

R 言語以外のプログラミング言語を扱ったことがある方は 「第2章 さあ、始めよう」を読めばある程度 R を扱えるようになると思います。

完全にプログラミング初めてという方には少し説明が足りないかなと思うので以下の教材をざっと見てみるとよさそうです。

初めての「R」

R-Tips

辞書的にも使えるサイトです。

ドットインストール

動画で勉強したいという方はドットインストールに教材がありました。RStudio については書かれてないので、それは違うサイトや本を参考にしてください。

もしかしたら敷居が高く感じてしまう方もいるかもしれませんが、グラフの描画であれば手元ですぐに結果が表示されるのでとっつきやすいし、データ分析以外にも業務を効率化したりなど、さまざまな分野で役立つので入門してみるといいことがあると思います 😊

R ユーザーにはもちろんおすすめの本ですが、ディレクターさんやデザイナーさん、企画職系の方もデータから何か読み取れるか適切に可視化するスキルがあるととても業務の幅が広がってよいのではないかなと思うし興味がある方はぜひ読んでみてほしいです!


( *ˆoˆ* )