文系社会人が統計のために1から高校数学をやりなおしました
こういう人間です
・ 文系(英文学科)
・ Webエンジニア
・ 統計を勉強中
モチベーション
ここ2年ほど統計を勉強しているのですが、そこで毎回立ちふさがるのが数学の壁でした。わたしは文系ということもあって数ⅡB(しかも途中まで)しか履修していなかったため、微分積分や線形代数などが出てくると理解することが難しく時間がかかってしまいます。
でももっと統計を知りたいし理解したい 😭
という気持ちをずっと感じていて今回数学をやり直すことにしました。
高校3年分と考えるとなかなか決心するのに時間がかかりましたが、やってよかったと思います。スケジュール感や実際使った本などを共有することで同じような方の参考になればよいなあ、と思います。
実際使用した本 ・ 講座
■ よくわかる数学シリーズ
主にMY BESTシリーズを使用しました。カラーで説明もわかりやすく、目にも心にもやさしい仕上がりになっております。
■「数学」の公式・定理・決まりごとがまとめてわかる事典
補助として、こちらの本も活用していました。理由としては、以下になります。
・ 辞書的にどこでも見れるように公式等がまとまった本がほしかった
・ 公式がなぜそうなるのか理解したかった
こちらには公式の解説・説明まで載っています。今回は「どうしてそうなるのか」「何を求めているのか」に重きを置いて勉強したかったため、とても重宝しました。
■ 数学教室「すうがくぶんか」
数ⅡBまでは高校時代に履修していたので自力で学習できましたが、数Ⅲはすこし自信がなかったため社会人向けの数学教室に行ってみました。
計算のテクニックよりも何を求めているのか、どうしてそうなるのかが中心です。おそらく自力ではあそこまで理解できなかったと思うので、金額を鑑みても行ってよかったです。
生徒は8人くらいで、たまたまらしいですが大半が女性でした(好奇心旺盛で素敵な女性が多かったです)。なかなか周りに同じレベル感・興味を持ってる方がいなかったので、仲間を得られたこともプラスに感じました。
とにかく楽しかった!
カリキュラムは大体決まっていてそれに沿って進んでいくため、だらだら先延ばしにしてしまう人や中々勉強が進まない方にもおすすめです。
https://sugakubunka.com/otona_sugaku_iiic/
かかった時間
数ⅠA・数ⅡBは主に会社前朝活をして上記した問題集を解いていきました。1冊大体 2.5ヶ月〜3ヶ月程度かかったと思います。章末の大学入試対策問題などは飛ばしました。復習時に解こうと思います。
数ⅢCは 10月〜翌年 2月の 5ヶ月間です。合計すると1年弱くらいかかってしまったな。無事に終わったから良しとします。
やってみて何か変化があったか
時間はかかるものの、二項分布やポアソン分布などの期待値や分散の導出などが自力でできるようになり、ほんとに嬉しい!モーメント母関数もようやく手が届いた気がします。
数学であってもなんであっても出来なかったことが出来るようになる、わからなかったことを理解できるようになるというのは本当に喜ばしいことだと実感しました。
これから
■ 復習
一度やった程度では全く使いこなせない人間なので...、基礎力を積むためにも繰り返して問題を解いていこうと思います。
■ 次の範囲
高校数学だけではまだまだ足りないのです。これからは微分積分をもう少し進めるか、線形代数を学ぶかで少し迷っています。でもどのみちどちらもやると思うので大した違いはなさそうですね。
ちなみにどちらもすうがくぶんかで授業がありそうです。先生との相性がよければまた受けてみたいな。
・ 微分積分入門|すうがくぶんか
・ 線形代数入門|すうがくぶんか
引き続きよりたのしい統計ライフのために頑張ります 💪
追記: 数学を勉強する時におすすめのツール
より勉強しやすくなりそうなツールをまとめてみました。
参考になれば幸いです。
追記2: 大学数学編
( *ˆoˆ* )