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室蘭のカレーラーメン

室蘭のソウルフードとしてすっかり定着した「カレーラーメン」。誕生は、室蘭ではなく、苫小牧であった。1970年代に、のれん分けし室蘭に「味の大王」ができたことによる。工場で働く人が味の濃い、食べ応えのあるメニューを求め、市民に定着した。札幌の「みそ」、旭川の「しょうゆ」、函館の「しお」に続く第4の味にしようと、「室蘭カレーラーメンの会」が2006年に設立。以来、スタンプラリーなどを通じて、普及をはかってきた。現在約50あるラーメン店のうち、6割ほどがカレー味を提供している。各店それぞれに味を競いあう。個性派カレーラーメンの食べ比べが楽しい。

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