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ようやくケガが治った、2ヶ月半からのランニング

道東出張から戻って、凝り固まった身体をほぐそうと、軽くランニングに出かけた。ジョグからスピードをあげたり、歩いたり。いつものコース6キロを走った。そして、その翌日。良く晴れわたった秋の祝日。気温は15℃。風も弱く、絶好の日和。一定のペース走を試みた。タイムや心拍数を気にすることなく身体の状態に忠実にあゆみを進めた。結果、9キロをノンストップで走ることができ、かつ、左かかとの痛み&違和感はまったくなく走り終えることができた。

これは、久しぶりの感覚であった。率直にうれしい。ケガからの完治である。こんなにも、ふつうに走れることに喜びを感じるRUNだった。振り返れば、完治まで2ヶ月半の時間を要した。以前ならば、2週間も大事をとれば治るだろうと思っていたことが、ここまでかかるとは。これも老化現象なのだろうか。

それにしても、走ることは気持ちがいい。6分少々のペースでピッチを重ねていく。秋のすんだ晴天のもと、遠くに目をこらせば、南西には手稲山の山頂が確認できる。北西に転じれば、とがった恵庭岳とその横に樽前山が見える。エスコンフィールドの角張った建物も目に入る。つまり、こちら側は、日本海から太平洋までが見渡せることになる。

反対側の南東には、樺戸山地/ピンネシリの山から、十勝岳・芦別岳・夕張岳の山容が見える。そう、わたしのレギュラーコースからは、道央圏の山々がぐりり360度見えるのである。これまで、なんとなく見ていた風景だったが、これほどまでにありがたかったとは!

そんなことにも気づかず、ペースやタイムしか見えていなかった自分。ケガで、思うように走れなかったことで、あたらめて見えてきた世界に感謝でいっぱいになった。

ムリな負荷には気をつけながらも、ある程度の強度までは高めながら、自分の能力を高めていく営みはつづけていきたいと思った。

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