見出し画像

20〜30代男子が東京を抜け出して地方移住・幸福度を高める方法|#週刊まずモテ 78号

割引あり

 ハナです、

 今回の #週刊まずモテ のテーマは、「地方移住で幸福度を高める」ということについて。

 元となるツイートはこちら。

 みんなそれぞれ、自分が住んでいる地域がどうなのかとか、自分が今感じている幸福感と照らし合わせたりして、思い思いに反応している。
(引用RTを見ると興味深いよ)

 私自身も、実は「東京から地方移住して幸せになった」クチであり、今回のテーマについては、実体験を絡めながら解説することが出来る。

地方移住&独立の開放感はスゴイ


 私自身のキャリアをまとめると、

<20代前半〜後半>
・大阪出身、大阪で働いていたこともある
・その後20代の多くは、東京で働いていた。
・東京では通勤1時間強、中央線の超満員にも乗っていた
・毎日仕事が忙しいし、夜は飲み会。
・時間は全然なかったし、年収高いはずなのに金も残らない。

<20代後半〜30代前半>
・その生活に違和感を感じ、副業開始。
・副業が軌道に乗り、また会社もリモワOKになったので、地方移住。
・この時、結婚。

<30代前半〜>
・地方での副業が事業規模になり、会社員をやめて独立。35歳。
地方のやすい生活費、自然、自由な時間。今、かなり幸せです。
・経済的独立はできたので、やりたい仕事だけを選んで(この発信もその一つ)午前中は仕事。午後はゆったり。毎日を人間らしく生きる。

 こんな感じ。

 まあつまり簡単に言うなら、

①東京に憧れて、東京で働いた
②憧れの東京は、今思えばまさにラットレースで、苦しかった(当時は自覚なし)
③流石に苦しすぎ&ラットレースの存在に気づき、逃れる方法を模索した
④ようやく抜け出せた

 という感じかな。

二度と東京の通勤電車には乗らないと誓う


 読者の中には、①や②の人も多いんじゃないかと思う。

 要は「東京に憧れて来たけど、なんだかつらいかも」、っていうね。

 もちろん、東京に住んでいたとて、三菱商事の社員のように爆裂的な給与やボーナスを貰っている人であれば、「ラットレースで苦しかった」という感覚にはならないかもしれない。

 また、例えば親がお金持ちで、住居費ゼロで山手線内側に住めているとかね。

 けれど、あなたもよくよく御存知の通り、そんな恵まれた立場にいる人間なんて、1%以下の存在である。
(実際、あなたの周りには何人いるだろうか?)

 つまり、99%の(=あなたも私も含めて、Twitterやnoteにいる全員だ。知り合いに三菱商事の社員が二人いるが、匿名でTwitterなんて絶対にしないタイプだから)普通の人間は、結局、東京に居続けることは、苦しいのである。

毎日毎日、朝から晩までラットレース


 また、あこがれの仕事(例えばアニメーターとか、広告制作業とか)が東京にしか無いからということで、非常に安い給料で(いわゆるやりがい搾取で)働いているという人も、中にはいるかも知れない。

 それのおかげで、たしかに"幸福な仕事時間"を送ることは出来るだろう。

 でも、お金がなんせ無いから、3点ユニットのワンルームだとか、ひどいと風呂なしの畳部屋だとか、そういうところで生活するのって、本当に幸せなの???

 しかも、そんな程度の家であっても4万とか5万、あるいは6万くらいするのが東京。

 そんな暮らしが窮屈すぎて、結局風呂にでも入りたくなって、銭湯やサウナの施設代が月に数万円になるのである。

 こういうところでも東京と地方で差はついて、たとえば福岡なら、たった2.3万で文化的な生活が出来る、とかになるんだけどね。

 このように、一言で言うなら地方に来れば、とにかく生活が楽になる。

 そして浮いた生活費を元手にして、資本を膨らませて、資本家になることも出来るかもしれないよ。

 すると、資本家のやる仕事というのはもっと規模がデカくなるので、たとえばアニメーターを集めて働かせるとか、自分自身の商品の広告制作を発注するというような形で、もっともっと真の意味での自分の「やりがい」が出来るかもよ?

 あくまで、可能性だけどね。

 でも、たとえ可能性に過ぎなくても、そうなれる方法論とか道筋は、知っておく価値はあるんじゃないか?

 知らずに何年も過ごして、もう取り返しがつかない年齢になる前にね。


 前置きはこんなところにして、本題に入ろう。

 今回語る方法論は、「明日辞表を提出して、明後日新幹線に乗りなさい」というものでは、もちろんない。笑

 「仕事をいきなりやめて無収入になる」なんていう強大なリスクを取れるような心臓に毛が生えた人は、そもそも不幸なんて感じないからね。

 ここでは、一般的な若者(仕事やめるのは怖いし、変化は避けたいし、普通の道から外れるのも嫌だし、でも幸せにはなりたいという人)が地方移住を成し遂げるための、現実的な方法論を語ろう。

 私自身が、それをやってきたんだ。

 今回の記事を読めば、「あなたが・現実的に・地方移住を成し遂げて幸福度を高めるまでにやるべきこと」がわかるだろう。

 それではいくぜっ!


1)東京にいたがる自分の心を解き明かす

 調査が示す通り、また私自身が実感している通り、地方移住というのは幸福度を高める。

 (東北や山陰は低いみたいだけれど、たとえば九州・沖縄とか紀州、四国は基本的に幸福度が高いから、そういうところに移住することを本記事では「地方移住」と呼ぶ)

 朱に交われば赤くなる。

 だから幸福度の高い地方にいるほうが、基本的に幸福度が高まりやすいと言える。


 なお、ここで大事なことだけれど、地方は年収低いよ。

 だから、地方に行ったら→お金が儲かるから→ハッピー!とかいう短絡的な話ではないね。

 おそらく、「地方は年収低いとは言え生活費が高いから、東京よりむしろプラス」みたいな話とか、「満員電車がないからとにかく毎日が楽」みたいな話が絡み合ってくる。

 色々な要因が絡まりあった結果として、「幸福度」というのは人の心に浮かびあがるものなのであろう。


 ただ、今回取り上げたこれらのデータだけではその深みまで理解することはできない。

 データから読み解けることは、

・東京は賃金が高いけど幸福度が低い
・地方は賃金が安いけど幸福度が高い

 ということまで。これ以上はわからない。

 だからここから先は、グッと視点をミクロにして、定性的に物事を見ていくことにしよう。

 昔の私、そして今のあなたが、「東京」に固執する理由。

 それは、自分たちの心とよくよく対話をすれば、以下の3点が浮き上がってくるだろう。

・「都落ち」を怖がる心
・「男女恋愛」を求める心
・「みんなと同じ」を欲しがる心

・「都落ち」を怖がる心

ここから先は

6,614字 / 3画像

サポートいただければ、また次の勇気になります!