20〜30代男子が東京を抜け出して地方移住・幸福度を高める方法|#週刊まずモテ 78号
ハナです、
今回の #週刊まずモテ のテーマは、「地方移住で幸福度を高める」ということについて。
元となるツイートはこちら。
みんなそれぞれ、自分が住んでいる地域がどうなのかとか、自分が今感じている幸福感と照らし合わせたりして、思い思いに反応している。
(引用RTを見ると興味深いよ)
私自身も、実は「東京から地方移住して幸せになった」クチであり、今回のテーマについては、実体験を絡めながら解説することが出来る。
私自身のキャリアをまとめると、
こんな感じ。
まあつまり簡単に言うなら、
という感じかな。
読者の中には、①や②の人も多いんじゃないかと思う。
要は「東京に憧れて来たけど、なんだかつらいかも」、っていうね。
もちろん、東京に住んでいたとて、三菱商事の社員のように爆裂的な給与やボーナスを貰っている人であれば、「ラットレースで苦しかった」という感覚にはならないかもしれない。
また、例えば親がお金持ちで、住居費ゼロで山手線内側に住めているとかね。
けれど、あなたもよくよく御存知の通り、そんな恵まれた立場にいる人間なんて、1%以下の存在である。
(実際、あなたの周りには何人いるだろうか?)
つまり、99%の(=あなたも私も含めて、Twitterやnoteにいる全員だ。知り合いに三菱商事の社員が二人いるが、匿名でTwitterなんて絶対にしないタイプだから)普通の人間は、結局、東京に居続けることは、苦しいのである。
また、あこがれの仕事(例えばアニメーターとか、広告制作業とか)が東京にしか無いからということで、非常に安い給料で(いわゆるやりがい搾取で)働いているという人も、中にはいるかも知れない。
それのおかげで、たしかに"幸福な仕事時間"を送ることは出来るだろう。
でも、お金がなんせ無いから、3点ユニットのワンルームだとか、ひどいと風呂なしの畳部屋だとか、そういうところで生活するのって、本当に幸せなの???
しかも、そんな程度の家であっても4万とか5万、あるいは6万くらいするのが東京。
そんな暮らしが窮屈すぎて、結局風呂にでも入りたくなって、銭湯やサウナの施設代が月に数万円になるのである。
こういうところでも東京と地方で差はついて、たとえば福岡なら、たった2.3万で文化的な生活が出来る、とかになるんだけどね。
このように、一言で言うなら地方に来れば、とにかく生活が楽になる。
そして浮いた生活費を元手にして、資本を膨らませて、資本家になることも出来るかもしれないよ。
すると、資本家のやる仕事というのはもっと規模がデカくなるので、たとえばアニメーターを集めて働かせるとか、自分自身の商品の広告制作を発注するというような形で、もっともっと真の意味での自分の「やりがい」が出来るかもよ?
あくまで、可能性だけどね。
でも、たとえ可能性に過ぎなくても、そうなれる方法論とか道筋は、知っておく価値はあるんじゃないか?
知らずに何年も過ごして、もう取り返しがつかない年齢になる前にね。
前置きはこんなところにして、本題に入ろう。
今回語る方法論は、「明日辞表を提出して、明後日新幹線に乗りなさい」というものでは、もちろんない。笑
「仕事をいきなりやめて無収入になる」なんていう強大なリスクを取れるような心臓に毛が生えた人は、そもそも不幸なんて感じないからね。
ここでは、一般的な若者(仕事やめるのは怖いし、変化は避けたいし、普通の道から外れるのも嫌だし、でも幸せにはなりたいという人)が地方移住を成し遂げるための、現実的な方法論を語ろう。
私自身が、それをやってきたんだ。
今回の記事を読めば、「あなたが・現実的に・地方移住を成し遂げて幸福度を高めるまでにやるべきこと」がわかるだろう。
それではいくぜっ!
1)東京にいたがる自分の心を解き明かす
調査が示す通り、また私自身が実感している通り、地方移住というのは幸福度を高める。
(東北や山陰は低いみたいだけれど、たとえば九州・沖縄とか紀州、四国は基本的に幸福度が高いから、そういうところに移住することを本記事では「地方移住」と呼ぶ)
朱に交われば赤くなる。
だから幸福度の高い地方にいるほうが、基本的に幸福度が高まりやすいと言える。
なお、ここで大事なことだけれど、地方は年収低いよ。
だから、地方に行ったら→お金が儲かるから→ハッピー!とかいう短絡的な話ではないね。
おそらく、「地方は年収低いとは言え生活費が高いから、東京よりむしろプラス」みたいな話とか、「満員電車がないからとにかく毎日が楽」みたいな話が絡み合ってくる。
色々な要因が絡まりあった結果として、「幸福度」というのは人の心に浮かびあがるものなのであろう。
ただ、今回取り上げたこれらのデータだけではその深みまで理解することはできない。
データから読み解けることは、
ということまで。これ以上はわからない。
だからここから先は、グッと視点をミクロにして、定性的に物事を見ていくことにしよう。
昔の私、そして今のあなたが、「東京」に固執する理由。
それは、自分たちの心とよくよく対話をすれば、以下の3点が浮き上がってくるだろう。
・「都落ち」を怖がる心
ここから先は
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