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「何も持ってない」を持っている話

今年は、私のアウトプットのためと、もしかしたら誰かのために、細々とnoteに思ったこと、心が動かされたこと、日々考えてることをメモすることにした。続きますよーに。

私は、どんだけ時間が経っても「あなたはこういう人だよね」を言うのが苦手で、相手の気持ちを考えてない人だってよく言われるからそんな気もするし、「私はこんなことを考えています」を伝えるのがうまくない(めっちゃストレートに言いすぎるか、言えないか)ので、物好きな人はこれを読んで、この人こんなこと考えてるんだとか、また変な日本語だなとか、思ってくれたらいいし、なんか言いたくなったらいつでも連絡をください。

とりあえず、昨日、やっと心と体の体調不良が一致して?3日寝込んで考えてたことのめも。

12月からずっとバイトだった。
バイト先の会話はけっこういつもしんどい。
「彼氏いらないの?なんで?」
「いつ結婚していつ子供産んでって考えるの大変だよね。」
「女の人は仕事いつか辞めなきゃだもんね。」
「最悪、からだ売ればいいからいいよなー。」
「22歳らしく、女性らしく」

たぶん、優しいから心配してかけてくれる言葉だったりするんだけど、正直全然分からない。

分からない というのは、(どうしてそういう思考に至るのか)理解できないという意味で、同意ができないという意味。

「結婚した方いいの?子ども産んだ方がいいの?私は男の人が好きで、結婚出産→仕事を辞めて主婦になるを望んでる前提なの?女の人って仕事辞めなきゃなの?」

これを私が100%思ってる、とかじゃないけど、私に

「22歳 女性 普通に男性が好きで普通にいつか結婚出産したい」

というラベルを勝手に貼って、そのゴールに対して何が欠けてるとか努力ポイントは何だとか勝手に話が進むのが本当に嫌だ。

強い時の私は、「え?なんで?」って聞けるんだけど、弱い時の私は、「そうですね」「なるほど」ってにこにこしながら、HPをすり減らしながら生きてる。

おそらく自分の中にある「普通」を疑わない人に、「なんで?私もそう思ってなきゃだめなの?」って聞くと(聞き方にもめちゃくちゃ問題があると思う…)、「いや、いつか分かるよ」と困った顔されてはぐらかされたり、「ああ、あなたは変わってるもんね、ごめんごめん」って変な空気になったり、にこにこしながら距離を取られたりする。

みんなに好かれようとか、みんなに分かってもらおうとかは思ってないから、にこにこしながら消えて行くのが、1番しんどい。勘違いした分へこむ。

その度に私は「あ、また間違った」って。

その人の発した言葉が、その人の思考の100%じゃないと思ってる前提だけど、私に、相手の気持ちを想像出来てない、と教えてくれる人たちは、どうやって「相手の気持ちはこれです」を定義して、どうしてその結論に自信があるんだろう。

実際私は、人間関係構築がへただから、その人たちがおかしいとか傲慢だとかいう気はなくて、ただただ謎。

何にも分かんないぜ。

それでもやっぱり、「じゃあ考えなくていいよ」という優しさより「考えるの辞めたら人間じゃないよ」をくれる人のほうが好きだ。

子どもにとっての、すなわち私たちにとっての家族とかジェンダーバイアスとか生きにくさとか豊かさとか、を研究する人なるので。

私はまだ、何に対しても想像力が欠けていて私の考えたことなんて社会的に無意味かもしれないけど、どうにでも染まれるし、行きたいと思った場所に行けるし、見たいと思ったものをみにいけるし、ためらうことなく私の人生の糧にできる。選択をできる。言う人がいなくてしんどかった2019年始のあれこれを貯めておける。そういう何も持ってないを持っている自由を持っている。すげー強そうじゃん。

もっと私の中のほんものを書きたい。


肯定されたくてたまらない と思いながらギリギリ生きています。