【APDあるある】困っていること・気をつけていること
9年前からAPD症状を自覚しています。
症状は人によって結構異なるようです。
今回は、私自身が困ってることや気を付けていることを紹介します。
APDとは?
APD(聴覚情報処理障害)とは、Auditory Processing Disorderの略で
音としては聞こえるけど、聞き取れない/言葉として理解できない という状態のことです。
最近では聞き取り困難という意味で、LiD(Listening difficulties)とも言われます。
困っていること
電話が聞き取れない
相手の顔や口元、表情などが見えないのでそもそも不安があるうえに、何を言っているのかが全然聞き取れないんです。
初耳の会社名とかお名前とかは、1回で聞き取るのは至難の業。。
メモを取るのも難しいので、電話の苦手意識は強いです…
オンライン会議も聞き取れない
Zoomとかのオンライン会議も、PCやスピーカーを通した声って聞き取りづらいんですよね。
そもそも会議で緊張してしまうのもあったり、メモ取らなきゃ!って焦りも強くなってしまうので、何の話なのか聞き取るのが難しいです。
口頭指示が苦手
「口頭で指示をされた」ということは覚えているものの、何の指示だったかとか、何の目的でされた指示だったかを忘れてしまうことが多いです。。
長い話が苦手
長い話は、だんだんと頭に入ってこなくなってきます。話にもやがかかるようなイメージ。。
内容が記憶に残らないので、「すごいですね~!」くらいの小並感しか言えないw
雑音が多い中での話は聞き取れない
電車が通過してる時とか、人の声が多い時とかは聞き取るのが難しいです。声は聞こえるものの、何を言ってるのかわからないので会話にならない。雨の音が大きいときも大変ですね。
ガヤガヤしているお店や居酒屋は地獄
私は特にカクテルパーティ効果が発動しません!!
目の前の人よりも、別の場所にいる人の話の方が頭に入ってきちゃいます。こういうパターンだとノイキャンのイヤホン使っても意味がないので本当に辛いです。
病院や役所などの案内放送が聞き取りづらい
放送機器を通した声が聞き取りづらい。自分呼ばれた?っていうのが分からなくて困ります。
気を付けていること
復唱する
電話でも会議でも指示でも、まずは復唱!!!
復唱している隙にメモを取る時間が確保できるし、そこで間違っていたら指摘してもらえる。
こちら側がゆっくりはっきり喋る
会話において、こっちがゆっくりはっきり喋ると、喋り方を合わせてくれることが多いです。はっきり喋ってもらえれば聞き取れる可能性も高まります。
APDのことを事前に伝え、理解・協力を求める
これは相手によりけりなのですが…
聞き取りづらさがあることをちゃんと相手に明かして説明し、「聞き返しちゃうことがあるけど、聞く気がないわけじゃないよ。ゆっくりはっきり喋ってくれると嬉しいな」的なニュアンスのことを伝えます。
相手にどうしてほしいかを伝えるのがポイントだと自分でも思っています。
おそらく、他にも対処方法や気を付けるべきことはあると思うんですが、自分で実践している点はこんな感じです。
APDそのものや症状について認知が広まるといいな~
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