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最高にエモいフラスタを推しに贈って優勝したい!!(方のために)

ハナノキ

皆様こんにちは。ハナノキです。

これからこのnoteという場を使って、フラスタにまつわるあれやこれやについて書き綴っていきたいと思います。

初心者の方に向けた、フラスタの出し方のノウハウについては、最近色々なところで見かけるようになりました。
なので、ここではデザインの考え方や装飾の種類、予算や使用するお花のことなど、専門家として一歩踏み込んだところを中心に解説し、皆さんに世界で一つだけの、最高のフラスタを作るためのヒントを提供していけたらと思っております。

フラスタを知らなかった人に、出してみたいなと興味を持ってもらえるような、初めてフラスタを出したいと思った人の背中を押せるような、推しに最高のフラスタを贈りたいと思っている人の助けとなるような、そんな場所にできたらとても嬉しいです。
フラスタに愛を持つたくさんの方々と交流し、フラスタという文化がより発展していくように、議論が深められる場所になることを願っています。

ということで、自己紹介がてら、「フラスタ」とは何か、ということについて自分の思っていることと、ハナノキの活動について、そしてこのブログを始めたわけについて、少し書いてみたいと思います。

「フラスタ」とは

そもそも「フラスタ」とはいったい何でしょうか。
語源を辿れば間違いなく「フラワースタンド」の略、ということになるかと思います。
「フラワー」+「スタンド」という2つの単語の組み合わせからできていて、要はスタンド(台・脚)に乗ったフラワーアレンジメント(カゴ等の器にお花を挿して立体的にデザインしたもの)ということだと思います。

同じものを「スタンドフラワー」の略で「スタフラ」と呼んでいる方もたまに見かけます。
また、「バルーンスタンド」の略で「バルスタ」、「デコレーションされたフラワースタンド」の略で「デコスタ」、「(オタク的な意味で)痛い花」の略で「痛花」などという派生語も見かけます(後者2つはおそらくお花屋さん発信のものかと思います)が、いずれにせよ「フラスタ」に含まれるものだと思います。

この「フラワースタンド」を略しただけのはずの「フラスタ」という言葉ですが、私はすでに「フラスタ」が指すものと、「フラワースタンド」が指すものは、ノットイコールな状態になっていると思っています。

雑に言ってしまえば、「フラワースタンド」とは、「商店街などで新装開店の時なんかに送られてくる店頭にあるアレ」で、「フラスタ」とは、「ライブやイベントなどでファンが推しに贈るアレ」です。
それは、後者の急速な進化と普及により、別のもの・別の定義として認識してもよいのではないかと思いますし、もはやその語源について知らずに使っているという方も、最近では多いのではないでしょうか。

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あえて私が今ここでフラスタという言葉の定義をするのであれば、「ファン有志が推しに贈る、花(場合によってはそれ以外のものも)をメインの素材とした複合創作物」という感じでしょうか。
スタンドの脚に乗っていない、カゴに入っただけのフラワーアレンジメント(楽屋花)でも、会場のファンが見える場所に置かれていた場合、「フラスタ」と呼んでいる方を見かけることがあります。
きっとその方の中では、「イベント会場にある花を使った何か」は全部「フラスタ」なんだろうと思います。

そして私はこの「フラスタ」という新しい言葉が生まれたことを、とても好ましく、嬉しく思っています。
こうして「フラワースタンド」から「フラスタ」という新しい言葉が生まれ、違う意味づけをされることで、「フラスタ」という新しい文化が日本中に、世界中に伝播されていく。
フラスタ制作に携わるものとして、それは本当にワクワクすることです。

「ハナノキ」とは

ハナノキは上述した「フラスタ」の制作をメインに、お客様よりオーダーいただいたものを制作・納品する形でアトリエを構えて活動しています。
お花屋さんを名乗りつつ、残念ながら現在ショップの運営は行っていないので、突然お花を買いに来られてもお売りできるお花はありません(ごめんなさい)。

少し自分の経歴について書きますと、新卒でお花の市場の会社に入ったのが、この業界の入り口でした(市場勤務時代のおもしろエピソードもたくさんあるので、それらはまたいつかお話しできればと思います)。
その後独立を目指してお花屋さんでしばらく修行し、秋葉原にお店(何のお店かは言わない)を構えたのが2012年のことでしたでしょうか(遠い目)…。
2年前にそこから引っ越しをしまして、現在は東中野にあるアトリエで制作を行っています。

秋葉原時代のことも、書き出すと止まらなくなってしまうのでここでは割愛しますが、当時ライブやイベントに贈られるフラワースタンドについて、強い違和感というか、もっと言ってしまうと花屋のやる気のなさを感じていました。
いかにも「お店の在庫のお花を適当に挿しました」と言わんばかりのフラワースタンドばかりで、このキャストさん、このキャラクターに贈るのであれば、お花でできることはもっとたくさんあるはずなのにどうして…。
会場のお花を見る度にそのような気持ちになっていました。

そんな時に、たまたまネットでものすごい作品の画像を見たのが、フラスタとの出会いでした。
9人の声優アイドルユニットに宛てたお花だったのですが、それぞれのキャラクターカラーのお花がちゃんと入っていて、お花だけではなく大きなイラストパネルやバルーン、オーガンジーのリボンなどが使われていて、めちゃくちゃ豪華、それでいてちゃんとキャラクターの個性が活かされているというものでした。


今となっては当たり前のような、よくあるデザインのようなフラスタかもしれないのですが、当時の自分にとって、それは本当に衝撃でした。
こんなものを作れる人がいるのか!!!!!と思い、すぐにそれを作ったお花屋さんを調べ、気がついたら「無給でいいのでお手伝いさせてください!!」というメールを送っていました。

元々アニメやマンガ、ゲーム、アイドルなど、いわゆるオタクカルチャーと呼ばれるようなコンテンツは割と好きで、どうにかそういう世界とお花の世界を繋げることはできないかと考えていた自分にとって、この「フラスタ」との出会いは本当に革命的で、これこそ自分のやりたいこと、やらなければいけないことだ!!と、その日を境にまた新しい自分の人生が始まるような感覚になったことを、未だ鮮明に覚えています。

このブログを始めたわけ

長い自分語りとなってしまいましたが、お花屋さんの知識と、いちファンの気持ちの両方を持っているというのが、新規参入業者さんが増えてきた今でも、ハナノキの一番の売りなのかなと思っています。
そして、その売りを活かして、双方の架け橋のような活動ができたらと思い、今回このブログを立ち上げました。

最近お客様と打ち合わせをしていて、フラスタのデザインをどのようにしたらよいかわからないという話を本当に多く聞きます。
フラスタ文化がどんどん浸透し、成熟していく中で、テンプレ的、カタログ的なデザインのものからさらにもう一歩踏み込んだ、他の人とは違うもの、より高いオリジナリティで自分(達)の気持ちやイメージを形にしたものが求められているように思うのですが、ではいざ実際に自分がそれをやろうとなった時に、なかなかうまく形や言葉にできないというジレンマ。
フラスタ企画経験者の方であれば、感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

ファン目線でのやりたいことと、花屋目線でのできること。
双方の視点を持つものとして、その二つをなるべく高い位置で結べるように、そのための情報やヒントを惜しみなく出していく。
そして一人でも多くフラスタに興味を持って、出そうかなと思ってもらえる人を増やす。
このブログの目的はそこに尽きます。

なので、これは本当に正直な気持ちなのですが、ハナノキを使ってください!注文ください!!というようなことをこの場で声高に言う気はあまりなくて(もちろんいただけたらとてもとても嬉しいのですが!!)、それよりもフラスタを贈る時に起こりうるトラブルを回避し、心から納得できるようなお花を贈れる人が一人でも多くなるように、そしてそれによってもっともっと「フラスタ」という文化が広く、深くなるように、そのために活動していければと思っています。
そうすれば自ずと市場規模が大きくなって、私もおいしいご飯が食べていけることになるはずなので、結果的にwin-winになる。と信じています。

長ーくなってしまいましたが、ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。
典型的な三日坊主さんなので、継続していけるかどうかが一番の課題なのですが、よければ感想やこういう話を聞きたいというリクエストなどいただけると、記事更新への最高のモチベーションになります。
もしよろしければ何卒です。

それではまた次の記事でお会いしましょう。


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ハナノキへのお花のご注文はこちらのページをお読みください。
http://hananokicafe.jp/order


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ハナノキ

現在コロナウィルスの影響で仕事が激減しております。今後も皆さんに喜んでいただけるような情報発信をしていくつもりですので、活動を続けていくために、サポートいただけると本当にありがたいです。どうぞよろしくお願い致します。

ハナノキ
”オタクのためのお花屋さん”を標榜し、フラスタの制作をメインに活動しております(もちろんアレンジメント(楽屋花)やお花束等お花を使った仕事ならなんでもやります!!)。「フラスタは愛」がモットー。twitter:@hananoki_flower