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あなたはどんな「死」を迎えますか

誰でもいつかは訪れる「死」。


その「死」をどのように迎えるのかということは自分で決めた方がいいのではないか。

という話を聞いてきました。


この講演で心に残ったことは患者さんの意見をよく聞いてあげることが大事だということです。

この公演をされた内藤いづみ先生は山梨県甲府市で内科医をされているお医者さんです。

がんの末期で入院されていて痛みに苦しみ、家族と離れた寂しさに打ちひしがれている人に救いの手を差し伸べている方でした。


たとえば、内藤先生の患者さんで、98歳でがんになってしまったおばあちゃんに、入院してもらえないかと聞いたことがあったそうです。


ところが、「病院だと緊張して、看護婦さんにトイレに連れて行ってもらうことを頼むのも気が引けるから入院はしたくない。」と答えたそうです。


また、「入院しているとおやつが食べられないからいやだ」
と入院することを拒んだ方もいらっしゃったそうです。

入院しているより家族のそばにいたいからもう退院したいという方もいたそうです。


私は余命いくばくもないですよと言われたことがないので、わかりませんが入院はしたくないと思います。


入院しても家族と面会ができないからです。

この前、息子がけがで入院したことがありましたが、コロナになってからは家族との面会でも一日10分くらいに制限されるようになりました。


身近な人からの励ましがなくては、寂しいと思います。


忙しいスタッフからはあまり声もかけてもらえず、動くこともできずに、認知症になってしまうかもしれません。


だからがんになって、もうこれ以上治療する方法がないようだったら在宅で過ごしたいなと思いました。

私の義母もC型肝炎から肝臓がんになり自宅で介護しました。

今は痛みを緩和するということに対して、飲むタイプのモルヒネを服薬するという方法があります。


本人の口から「痛い」ということはあまり言われずに済みました。

入浴も週に二回は訪問入浴の方が来てくれて、家でゆっくりとお風呂に入れてもらうことが出来ました。

それから会場で内藤先生が作成した「いい塩梅」ノートというものも配られました。

自分の思い出の写真とか、自分が死んだら誰に知らせてほしいかとかを、元気なうちに記入しておくノートです。

私もじっくり考えて書いておこうかなと思っています。

あなたも機会があったら内藤先生の本を読んだり、講演会を聴きに行かれるといいと思います。

以下に内藤先生の本の購入先を貼り付けました。

一度読んでみてください。



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