出し惜しんだものはとっておけない。行き場なく循環できず、ただ腐っていくしかない。それに、鮮度を保つそれに、二度と触れることはできない。それは自分のための来る日の、しかるべき相手に手渡すための蓄えになることはない。惜しんだという実感が残る限りそれは腐ることしかできない。
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