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【養生講座】二日酔い対策

それでは今回のテーマは二日酔い、飲みすぎ対策について解説していきます。

https://youtu.be/5WCVu4eaWd4


参考文献としては酒好き医師が教える 最高の飲み方 太らない、翌日に残らない、病気にならないを参考にしました。


先ず始めに酔いが回るメカニズムについて解説します

お酒が大好きな人も、悪酔いするために飲むわけではないと思います。お酒に強くない人であれば、なおさらでしょう。

「飲まなければよかった」と後悔しないためにも、悪酔いから身を守る術はいくつか覚えておきましょう。

お酒を飲むときはしっかりと食事を食べることです。
東海大学医学部教授によると、悪酔いを防ぐ鍵はアルコールの血中濃度を急上昇させないことだそうです。酔いがまわるのはアルコールの血中濃度が高い状態のことです。
アルコールは、胃と小腸で吸収されます。

その割合は胃がおよそ5%、それ以外の95%が小腸で吸収されます。

酔いを遅らせるためには、いかにアルコールを胃に留めて、小腸へ送られる時間を引き延ばすかがポイントになります。

ですのでお酒を飲む前は、できるかぎり胃による消化が遅い食べ物を食べましょう!

悪酔い防止に役立つ食べ物はズバリ「油」です。

油は胃での吸収時間がとても長く例えばごはん100gを胃が消化するのに必要な時間は約2時間でビーフステーキ150gなら約3時間かかります。一方でバター50gの場合、なんと消化までに12時間も必要だそうです。

ということでオリーブオイルを回しかけるカルパッチョ、マヨネーズで仕上げたポテトサラダ、油を使う料理をお酒が入る前に食べればいいようです。そのほかに唐揚げやフライドポテト、チーズなども有効だそうです。

悪酔いを防ぐ効果が期待できる栄養素としてはビタミンU(キャベジン)を多く含むキャベツがあります。キャベツにはムチンと呼ばれる胃の粘膜を厚くして、アルコールの刺激から胃を守ってくれる効果も期待できます。ただしビタミンUは熱に弱いため、生に近い状態で食べるのが望ましいようです。ビタミンUはキャベツ以外にも、ブロッコリーやアスパラガスに多く含まれています。
 
 
 

飲んだ後のアフターケアとしては?


アルコール血中濃度はいったん上がるとすぐには下がらりません。
しかし「アルコールの分解に必要な代謝物を補うこと」は大切だそうです

たとえばタウリンはタコやイカに含まれます。


ひまわりの種や大豆に含まれるL-システイン、ごまの成分であるセサミンは肝臓の代謝を助けるのに役立ちます。

さらに次の日は最低でも500ml~1リットルの水分補給がオススメです。アルコールには利尿作用があり脱水症状を防ぐためにも、お酒を飲む前後問わず、水分は取るように心掛けましょう!ちなみに日本酒造組合中央会は、日本酒を飲む際に「同量程度」の水を飲むよう推奨しているそうです。
 
それでは最後に復習です

ポイント
1

アルコールを胃に留めるために消化の遅い油を使ったカルパッチョ、ポテトサラダ、唐揚げやフライドポテト、チーズなどをお酒が入る前に食べましょう。

ポイント
2

キャベツ、アスパラガス、ブロッコリーなどに含まれるビタミンUは胃の粘膜保護に役立ちます。

ポイント
3

肝臓の代謝を助ける栄養素としてはタウリン、タコやイカに含まれます。ひまわりの種や大豆に含まれるL-システイン、ごまの成分であるセサミンが役立ちます。

最後に脱水症状を防ぐためにも、お酒を飲む前後問わず、水分は取るように心掛けましょう!
 
今回ご紹介した食材はあくまでも二日酔いを防ぐ食材ですので食べ過ぎに注意してください!
 
それではまたお会いしましょう!

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