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【妊活応援ブログ】卵子の話 血流を促すために大切なこと


血流を促すために大事な食事


体は、食べるものから作られています。卵巣や子宮内の環境にも大きな影響を与えます。
まず、気をつけたいのは、糖化によるダメージです。

「糖化」とは、体の中で、余分な糖とたんぱく質が結びついて、AGEsが生み出され、たんぱく質が変質、劣化する状態です。

AGEsが蓄積されている人は、卵胞の発育や受精、胚発育が不良という報告もあります。糖質を減らしすぎてしまうと、栄養不足になることもあるので、血糖値を上げない食べ方を実践しましょう。


糖質を減らした分、たんぱく質をしっかり摂りましょう。体はたんぱく質でつくられます。さらに、亜鉛や鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル不足は、卵胞や受精卵の発育不良につながります。

栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。食品に含まれる、添加物や化学物質には注意が必要です。減らすことを目指しましょう。


※食べ方について詳しい説明は、「妊娠体質をつくる栄養素」「妊娠体質を作る食べ方」で紹介しています。

血流を促すために大事な運動

運動不足が続くと体の筋肉量が減るだけではなく血液の流れも悪くなります。血液の流れが悪くなると、卵子を良い状態で保つことができなくなってしまいます。

まずは、日常生活に軽い運動を取り入れることから始めましょう。

エレベーターやエスカレーターではなく、階段を使ってみたり、通勤で一駅分歩いてみたり、仕事の合間にストレッチをしてみることからで大丈夫です。

慣れてきたら、軽いウォーキングを初めてみましょう。

下半身の大きな筋肉を使うと、血流がよくなり、酸素や栄養分が体中に届くようになります。成長ホルモンの分泌も促されます。

さらに、セロトニンも分泌され、ストレスに対する抵抗力を高め、情緒を安定させることもできるといわれています。

激しい運動は、活性酸素を多く生み出し、体や卵子も老化させることになりますので、程よい運動を心がけましょう


血流を促すために大事な睡眠


卵子の状態を良い状態に保つためには、睡眠はとても大切です。

人間には、体内時計が備わっていて、決まったリズムや周期で「活動」と「休息」を行うことで、ホルモンの分泌や自律神経の調節などをしています。体内時計に狂いが生じると、女性ホルモンの変動が大きくなり、卵子の老化や様々な不調を引き起こします。

体内時計は、メラトニンが不足すると乱れます。

不規則な生活や睡眠リズムの乱れは、メラトニンの分泌を減らしてしまいます。
卵子の傷の修復には、成長ホルモンも必要です。成長ホルモンは、睡眠時に分泌されます。

睡眠不足は成長ホルモンの分泌も減らしてしまい、卵子の老化が加速してしまいます。質の良い睡眠をとることが大切です。



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