0421 『市子』観た
・11時起床。
・ミルクコーヒーを飲みながらクロワッサンサンドとレーズンパン食べる。
・『市子』を観る。昨日ひさびさに杉咲花ちゃんをみて、なんかそういえば彼女が出てる映画で観てないやつがあったなと思い出した。予告されてた時から気にはなっていたんだけど、なんかぽやぽや生きてたらいつのまにかアマプラに来ていた。
・かなり好きな映画。暗い映画だ〜いすき。「怒り」とか「ヤクザと家族」とかね。救いのない映画、痛くて痛くてめっちゃ観ちゃいますね。ドMか?以下感想いくつか。
・まず、杉咲花さん可愛すぎを感じましたね。キャラクター設定上、ずっとすっぴんで、服も質素で、髪の毛もただぱつっと切りましたって感じなんだけど、顔が綺麗。声も可愛い。演技力なのか本人のポテンシャルなのかわからないけど一挙手一投足に目が離せない。
・そして次に演技上手すぎを感じました。なにも話してなくても目からわかる感情。市子は「感情の起伏とかありません」なんて空っぽの表情をしてるようにも見えるのに、瞳が、強すぎる。凄いことですよ本当に。
・あとは登場人物クズすぎを感じ、かなりイライラしてました。演技力と雰囲気と市子への同情で成り立ってる物語。まず母親から最悪。母親が出生届を出したらこんな物語なかったかもしれないのに。おまえが始めた物語やろがい案件ですわよ。家にいる男たちもクズ!男たちに関しては同情の欠片もない。救いようがない。さよなら...。市子の同級生の北くん。「俺がお前を守るから!」みたいなこと言いまくってたイメージ。迷惑おせっかいのヒーロー気取り偽善者にしか見えなかった。でもまあいるよね〜こういう人も。ある意味でリアル。割と「他人は他人」精神が強いタイプなので、望んでもないのにこうやって無駄に自分の人生に入り込もうとしてくる人への嫌悪感はかなりあるかも。
・市子の恋人は良い人。放っておいてあげなよとも思うけど、ついこないだプロポーズしたばかりの恋人が急に消えたらたまったもんじゃないよね。市子はクズではない、し、同情もするけど、何人も人殺して平気な顔して幸せを求めて生きてるのは普通にヤバい。最後の何分かの恋人との回想シーンは本当だったと思うから、あれだけ相反する感情を抱えて生きてるの凄すぎる。サイコパスだなとも思う。人殺しの気持ちは今のところ全然わからないけど、人を殺しながら人を愛することもできるってどういう感じだろう。
・家に誰もいなかったので、ひとりで夜ご飯にオムライスをつくった。信じられないくらい綺麗に卵が焼けた。こういう「おもしろくはないけどいいことがあったときにLINEできる人がいる」ということが恋人がいることのメリットだと思う。わたしにはいません。大人しくTwitter。