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シャニマス6th横浜公演の現地で初めて泣いた話など


はじめに

2024年3月3日(日)20時に3次先行を申し込んだ。
シャニマス6th大阪公演Day2で初めてのシャニマス現地を体感し、これは横浜公演に行かないと絶対に後悔すると思った。

大阪公演Day2の雑感

元々漠然とした知識はあったけれども、そんな中で参加した現地であってもこんなに得られるものの多い現地は初めて。
"CANVAS"シリーズの楽曲が良曲揃いなのはもちろんのこと、DJパートのシャッフルがあまりにも自由にも関わらずシャニマスらしい強すぎるメッセージ性を込められたセトリに衝撃を受けた。

アルストPを名乗ってきた私だが、一番衝撃を受けたのは間違いなく「今しかない瞬間を / ストレイライト」。
ノクチルが歌うと、ノクチルらしい今を大切にすることが一番で、未来がどう変わったとしても、その時の今は変わらず宝物になるという、間違いなくノクチルの楽曲。
ストレイライトが歌うと、結成時はなかなか受け入れがたかったメンバーだったにも関わらず、お互いをライバル視することで劇的に成長してきたとともに、そんな中で家族のような関係性が生まれ、「いつも気づけばみんながいる」ような状況にまで成長してきたストレイを歌う楽曲に変わっていたことに衝撃を受けた。
歌詞にも深い意味が込められていることに加え、ストレイの3人それぞれの歌い方やパフォーマンスにも注目せざるを得なかった。
あさひはどこまでも無邪気に振る舞っている一方、冬優子と愛依は今のストレイの関係性を噛みしめるような表情と歌い方をされていたこと。意図的かどうかは分からないが、楽曲のチョイスに加えて演者のパフォーマンスが両立したことで、この瞬間は間違いなく「今しかない瞬間を」がストレイの楽曲になっていたと感じた。

これ以外にも、「Spread the Wings!!」や「Let's get a chance」のツアーオリジナル編曲は、今回のツアーコンセプトをより色強くさせたと感じる。
FE@THERのチーム分けでの異色の歌唱や先述のDJパート、アンコールの全員歌唱での「太陽キッス」「Bloomy!」といった今までのAnniversary LIVEの常識をひっくり返してしまうようなことも、今回のツアーコンセプトが確固たるものであったからこそ、すんなり受け入れることができ、素直に感動や衝撃を受けることができたと感じた。

横浜公演Day1

大阪に引き続き、"CANVAS"シリーズをやること以外は基本的に予想ができなかった公演であったが、今回もその要素を色濃く引き継いでいた。
PRオファーをやるか、シャニソン曲を大阪公演と同内容でやるかが、個人的にはかなり大きな争点であったが、まさかPRオファーに加えてシャニソン未発売(DL先行のみ)のHappierをやってくれるとは思ってもいなかった。
アルストPとしては、大阪Day1で逃した「明日もBeautiful Day」を聴けなかったのが少し惜しかったが、そんなことがどうでも良くなるレベルのセトリに仕上がっていた。

PRオファー

かなり期待をしていたPRオファー。特に期待していた「輝きにかわる」と「GOTCHA」について。

「輝きにかわる」はコスメブランドからのオファーをコンセプトにアイドルの選出と楽曲制作が実施された。
やはり、コスメのイメージが高い甘奈はもちろんのこと、やはり283プロの中でも美意識が高い摩美々・雛菜の組み合わせはコンセプトに合うことに加え、非常に声質の重なりが心地よいユニットになったことに加え、作詞・作曲がくじらは外れようがなかった…
LIVE披露を待ち望んていたが、図らずしもCVのお三方も非常にビジュアルが高いため、非常に楽曲のコンセプトとキャスティングがリンクしていた。
鏡台を模した振り付けや落ちサビのカメラ目線など、パフォーマンスも見どころが多い楽曲になっていた。

「GOTCHA」はストリート系ファッションブランドからのオファーをコンセプトにアイドルの選出と楽曲制作が実施された。
作詞・作曲がまさかのヒップホップグループの「RIP SLYME」で、聴くのがやめられない系の楽曲に仕上がっていたとともに、「G・O・T・C・H・A」を始めとするコール映えが非常に楽しみな楽曲であった。
実際にコールができて非常に楽しかったことに加え、お三方の無限の体力を活かしたセンターステージ一杯を使って飛び回る振り付けはキャラクターとも通ずる部分が多いとともに、それをやり切れるキャスティングになっていることも流石としか言いようがない。

後悔

大阪公演に習い、横浜公演はFantastic Fireworksに合わせて、Brilliant Bloomsに「Bloomy!」を合わせてきたように、「あの花のように」を全体歌唱することまでは予測していたが、まさか「わたしの主人公はわたしだから!」が来るなんて…
定型コールの部分は3rdのBlu-rayを見ていたこともあって、頭の片隅にはあったのだが、曲中の「もっと!」「きっと!」などまでは頭に入り切っておらず、完全にやりきれなかったのが一番の後悔だった…
ソロ曲をやる機会なんてなかなか無いため、次聴けるのがいつになるか分からない…そんな状況でその可能性を考慮できていなかったのは浅はかだった…と…
全力アンサー・ハナサカサイサイ・とある英雄たちの物語・Start up Stand upなど"CANVAS"のコール曲は大阪の反省を踏まえて履修してきたため、ほぼ完璧にコールをやり切り後悔が無かったため、ここだけが猶更際立つ…

横浜公演Day2

出だしから、
・夢が夢じゃなくなるその日まで
・全力アンサー
・BRIGHTEST WHITE(落ちサビのUW綺麗すぎた)
と怒涛の勢いで始まったかと思えば、前半ラストに"CANVAS"シリーズ最推し曲の「Love Letter」を大阪公演Day2に続き回収でき非常に楽しめていた。

しかし、流れが変わったのはやはりDJパート。
「絶対正義EVERY DAY」はDay1に「デビ太郎のうた」があったため予想してはいたが、現地歌唱をしかも放クラで聴けるとは思ってもなかったため、思わぬ収穫であった。

怒涛のDJ愛依によるアルストチョイス

DJパートでのアルストチョイスは大阪Day2の「VERY BERRY LOVE」と横浜Day1の「ダブル・イフェクト」があったため、もう無いだろうと思っていた。

そこでまさかの、だぶるはによる「アルストロメリア」は不意打ちが過ぎる。
はるきのアルスト楽曲は「VERY BERRY LOVE」を聴いたときに、声質や衣装とのギャップが非常に良いと膝を打っていたのだが、また聴けるとは思ってもいなかった。
はるきにしかない独特の華奢な歌声があまりにもアルスト曲と合っているのだが、そこに自信満々の羽那の歌声が混ざることで、儚げなのに元気な部分もある独特な雰囲気が出ており、だぶるはの可能性を感じる1曲となっていた。

大号泣

そんなだぶるはの「アルストロメリア」でやや混乱気味だった私にDJ愛依から痛恨の一撃を食らわされる。

「Anniversary / シーズ」

正直、あまりにも衝撃すぎて記憶が若干飛んでいるのだが、アーカイブを見ていたらイントロが流れた瞬間、会場が「ウォー!」といった歓声ではなく「うわー!」といった悲鳴やどよめきが大半であったため、私の感覚は間違っていなかった。
「Anniversary」自体が初現地であったが、3rdや5thのBlu-rayで涙ぐむことはあったものの、号泣することはなかった。
これまで、楽曲を聴いて前が見えなくなるほど泣いたことは無いのだが、この曲は別だった。
これまでのシーズが積み上げてきたものや、にちかと美琴の関係性が歌詞に表れていることが頭の中で腑に落ちたときに、どうにも涙が止まらず現地ではほとんどパフォーマンスが見れなかった…

遠回りでもいい
ひとは誰も完璧にはなれない

Anniversary / アルストロメリア(作詞:鈴木静那)

このフレーズは、原曲で甜花と甘奈の成長過程を歌ったものと自分は腑に落ちている。そんなフレーズがひとたびシーズが歌うと、にちかと美琴を歌っていることになる歌詞になる。
特に、この部分が自分の中で腑に落ちたときに自分の中から感情が止まらなくなった。
シャニラジでも紫月さんが、目の前のPが号泣していたと仰っていたため、感情が込み上げるツボは違うかもしれないが、やはり共感できる部分が非常に多かった。

先輩Pの教えが活きる

大阪と同じパターンだと考え、Day2でも「わたしの主人公はわたしだから!」が全体歌唱で来ると思っていたら、まさかの「夢咲きAfter school」。6.5thの開催が決定した直後であったため、喜びで使っていた脳のリソースを一気にコールに切り替える。

5thのBlu-rayを持っている先輩P(友人)と上映会をしており、その中で最低限のノウハウを教わっていたが、その中でも「夢咲きの1番の『No.1!』は果穂のものだから我々はコールしないんだ」ということがこれも頭の片隅に残っており、まさに「進研ゼミで出たところだ!」状態だった。

案の定、コールしているPも居たがアーカイブ映像ではほとんどコールが乗っておらず(というか耳を澄ませてもほぼ聞こえなかった)現地の一体感を改めて感じるとともに、先輩Pの教えが活きて後悔なく終えれたのは感謝しかなかった。

おわりに

大阪Day2を終えて、その熱が冷めやらぬ中申し込んだ本公演だったが、間違いなく行って良かったし、今回の経験を機にシャニマスのライブは現地を落としてはならないと決心した。
次回のLIVE FUNはDay1が最推し(大橋彩香)のツアーと被ったため早速落とす形となってしまったため戦々恐々としているが、Day2を最高に楽しめるようコンディションを整えていく。
そして、6.5th LIVEは両日行きたい!!!!!!!!!

これだけ私をシャニマスの沼に引き込んでくれた6th LIVEのほぼ全てを現地で過ごせたことは、私のオタク生の中でも屈指の幸せな日々であった。

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