図書活動の実践

こんばんは。
今日は、一つの図書活動が終了し、区切りがついた日でした。

「池子地区に読書環境を増やす」を目的として、読書推進活動を始めたのは、2022年。
 2020年から始まったコロナ禍のラストイヤーだったと思いますが、公共図書館が遠かった問題はすでに書いた通り。
 ですが、他にもきっかけになった出来事がいくつかありました。それは「町中から姿を消した本たち」でした。

 小児科、眼科、内科、薬局・・・とにかく町医者や薬局の待合室に置いてあった「絵本・雑誌」は、「コロナ感染を危惧して」撤去されました。(未だに撤去されたままのところもあります)
※本類による間接的な接触で、感染は起こるのでしたっけ?

 また、市内の子どもの遊び場のようなところに置いてあった「本のコーナー」も、「コロナ禍」によって撤去されました。

 ただでさえ、公共図書館は数が少なく遠いのに、町中から「自由に読める本」があちこちなくなってしまい、「本」が身近からどんどん姿を消す様を見ていて、
薬局にある、空っぽの本棚を見る度に悲しくなりながら、

 「子どもが行く先々で本や絵本が置いてあるといいな」と思いました。

 2024年5月現在。

 コロナが終わったこととは関係なく、「町中に本がある環境」が出来てきました。
 相変わらず、小児科や薬局に絵本は戻ってきていませんが、
 子どもたちが遊ぶ場所・運動する場所には、本のコーナーが設置されるようになりました。

 2022年から、さまざまな図書活動を行なってきました。

 小学校の図書ボランティアを始めたり、中学校の図書ボランティアを始めたり、幼稚園の絵本読み聞かせサークルに入ったり、地域の施設に「としょコーナー」を作ってみたり。
 またいつも訴えてきました。「地域に本に触れることができる場所を」と。
 
 回り道をたくさんしてきましたが、すべては相互作用してきたことと思います。

 あちこちでたくさんの人にお世話になりました。
 この場でお世話になった皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

文責:hanako
 

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