心の恋人

我が家の癒し大臣も後少しで18歳6ヶ月
ハーフバースデイ

1日1日が大切だと実感することが増える

今までなら何でも無かった事が大事ととらないといけない事も多い

私が太郎に願うのは生涯、自分の口から美味しい物、食べたい物を摂れる事

欲を言えば、自分の脚で行きたいところに行ける事

体調を崩す事が増える中、治療の第一優先は太郎が我慢せず食べたい物を食べる

どんなに良い治療でも生きている楽しさや幸福感を持てる事を大事にしている

そんな中、友人が太郎が以前お世話になった看護師さんのお姉さんに
【あわせてあげたい】と言ってくれた

お姉さんは数年前に東京から静岡の藤枝の動物病院へ

彼女は太郎がヘルニアで3週間入院している間
いつも声をかけて、リハビリをしてくれた

太郎にとって本来苦痛である入院生活もストレス無く過ごせたのは彼女のおかげだ

彼女は病院を移っても、休みの時に太郎や小春、小梅にも会いにきてくれた

彼女に挨拶されると嬉しそうに返事をする太郎

太郎にとって彼女は心の恋人

立つ事できなかった太郎を一生懸命に励ましてくれた

そして小春も東大病院に紹介された際【仕事が休みだから付き添わせて下さい！】と朝から付き添ってくれた

友人の車で静岡まで太郎と小春を連れて行き看護師のお姉さんの病院で
検診しがてら会ってもらった

いつも太郎や小春を心配してくれる彼女

太郎の為でもあるが、太郎を愛してくれたお姉さんに元気な姿を見て欲しかった

命は永遠ではないから、私達家族からの彼女への感謝を込めて

いつ何があってもおかしくない年齢
このまま【遠い】事を理由に合わなかったらきっと彼女は辛い気がした

もちろん太郎は彼女が喜び、その後に後悔しないことを願っている

そして私自身も何故行かなかったのか？後悔するだろう

太郎と会った彼女はお爺ちゃんになったね！と優しく抱っこしてくれた

お爺ちゃんになった太郎は可愛さが増している

年を重ねた事

今も今を一生懸命生きている事

今の太郎があるのは彼女がいたから

太郎と関わった人や動物全てが今の太郎を作っている

関わった人達皆んなが後悔を少しでも減らせるように

太郎、小春、私は今できる事をしていきたい

それは私達家族も幸せな事だから

そしてその日は偶然にも小梅の命日だった

静岡でも梅が満開に咲き誇り

小梅が一緒に訪れてくれれいるようだ

今という時を精一杯

感謝しながら

時間を刻んでいきたい

出会いによってこれから先の未来は変わるから

どんな出会いにも感謝して生きていけるような自分になりたい

いつも笑顔で🍀