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見たり聞いたり日記 7/23〜7/31

【7/31 ニューヨーク単独ライブ「Last message」】
配信で見る。
メッセージ性、切り口最高。
いつまでも残るようなフレーズがまだ頭の中で反復できる。
このままずっと面白くいてくれるんだろうな、
って、確信できて、大変満足。うれしい。
芸人さんが売れて単独ライブやらなくなるのは、
テレビでいつでも見ることができるから
希少価値が減って
チケット売れなくなる
という側面もあるんだろうけど、
ニューヨークに関しては、
どれもテレビで言えないであろう
ライブならではのものばかりのため、
ライブを見続ける意味も価値も提供していることが
貴重だったし、彼らっぽくもあり、それでいてこういう若くてポップに見える芸人さんでは、他にあまり見ない新しいことだと思った。
地下(と最近では言う)で日の目を見ないことを逆手にとった
放送禁止ギリギリとかいうのとは全く違って、
誰もが心の片隅に覚えがあって
ちゃんと狙って悪いところのキワを責める姿勢が
やりたい放題なわけでも
すごいだろアピールもなくて
正々堂々としていて素敵でした。
こんなことを言っては本当にダメなんだけど、
近頃は無料でお笑いはいくらでも見れてしまうから、
お金払う価値がある
って思わなくちゃ、
私は、
買わなくなってきている。
貧乏ってのもあるんだけど。
こちらの配信は買って良かった。
よいお買い物。
配信があるので、ぜひ。
2000円って安い。#ニューヨーク単独

【7/23 マツコ会議】ゲスト 東村アキコ
TVerでいつも見ているものを見る気分にならず、
なんかないかなー
もうすぐ配信終了のカテゴリーの中で見つけたマツコ会議に
漫画家の東村先生が出てる!
と見始めた。
一時期子育てをする友人に漫画を配って布教活動をしていたくらいのファンで
皆さんはどこでハマったかわからないけれど、
私は、
ギャグのセンスにやられたクチだ。
マンガで「おもろ」って思うの難しいって思うんですけど(なぜならテンポや間を読者で調整する部分も大いにあるから)、
そこを飛び越えセンスがすごく
大尊敬している。
あと相当お笑い見ている。
世代だからか、見ているものが同じなのか。
シンパシーを感じていた。
お笑い事務所を立ち上げたということは知っていはいたけれど、
マツコさんと対等にやり合うのを見て
先生自身はやっぱり、というか、それでも、というか
めちゃくちゃしっかり面白い人だということが、
改めてわかった。
堂々と短い時間でワードを決めてくる。
別分野の人の出方じゃなかった。
格好良かったよねー。
なりゆきでお笑いライブをプロデュースすることになって、お金がどんどん消えていくそうだ。
マツコさんがそういう数奇な巻き込まれ方「すてきよ」と言ってらした。
印象的なのは、
歌舞伎町に劇場を作ってライブをやれば
芸人さんがみんな努力してくれると思ったら、
安住の地を得て全然頑張らなくなった
と、先生が言っていて、
「なるほどー、そっちね」
と膝を叩いた。
お笑い好きなら、みんなちょっとは考えたことあると思う。
自身が大金持ちになったら、
不遇な芸人さんたちに発表の場をつくってあげたい。
劇場を立てて、自分でプロデュースして
その芸人さんが売れたら、
さぞ楽しいだろう、って。
けど、現実は東村先生が身をもって体現してくれたことによれば
(それだけでもすんごいことだけど)
薄々知ってはいたが、
働きたくなくて、芸人になった人って
おそらく少なくない。
簡単に儲けたいとかいって、
ギャンブル狂も
ヒモも仮想通貨にお金出しちゃう人も
全然珍しくないのが芸人だ。
もともと真面目でコツコツ働くことがむいていたら、
芸人はやっていないだろう。
だから甘やかすと、甘い汁吸うのだ、やつらは。
それがよくよくわかった、ってことと、
東村先生はやっぱり格好いい。
お笑い好きの夢を叶えたんだから。
そして、
一発逆転がある世界だから、
まだまだわからない。
マツコ会議で見る限りは、
東村先生の腕がすごくて、
目をむいた。
そればっかりが入ってきて、芸人さんの影が薄くなっていた。

【7/29男性ブランコの深夜でんぱ!】
はやり病が本当に流行っているようで、
代打でイレギュラーな芸人さんが出ているのを
結構聞く。
男性ブランコって本当におもしろいよねー。
私が今女子高生でお笑いが好きだったら、
夢中だろうな、って妄想する。
なんでそんなこと思うんだろう。
今、好きになってもいいのに。
そこまでの「えいや!」の気力がないのよ。
えいや、の気力っていうのが説明できないけれど。
そいつどいつにも同じ気持ち。
銀シャリ鰻さんとニューヨーク屋敷さんが乱入(?)しています。
鰻さんが、ニューヨークのことをものすごくほめていてうれしい。
単独の長いネタのほうが、二人の良さが余すところなくあって面白いって
私も思う。

【7/31帰ってきた見取り図のハコ】
帰ってきていた。
一年ほど前に1か月レギュラーで放送されていたのを
聞いていたから、
もう1年たったんだな、って驚いた。
見取り図って面白さの濃度が強い、
ものすごい才能だと思うんだけど、
実際にラジオでお話を聞いていると
親近感のかたまりみたいな人たちだ。
それで油断する。
あと殺人的なスケジュールを聞くと、
大丈夫かなと余計な心配をする。
えげつなく面白くあってほしい
っていう、勝手な願望があるけど
求めすぎなんでしょうか。
もしかしたらテレビを作っている人にも
いえる苦言なのかも。
期待しすぎて、見取り図の本来の良さをつぶしてはいないか。
中身と外身のずれ、みたいなものを感じると、
私はいつもおせっかいにもそう思う。
ブリティッシュベイクオフっていう
BBCのベイカー(オーブン粉もの料理人)のリアリティショー見ているんだけど、
おかずパンで中身の詰まったパンは、
断面で見たときに中身との隙間がそんなにあってはダメなんだって。
食べたらパスパスいうよね、確かに。
どうなんでしょうか、この例え、と思いつつ、
パスパスのパンは嫌だよね、
ってことを言っておく。中身がおいしくても、外身が美くしくても。

写真はイオンのジュース屋さん。

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