見出し画像

見たり聞いたり日記 11/17、18、19 M-1関連

11/17の夜19時に三日にわたって行われたM-1準々決勝の結果が出て
27組の芸人さんが準決勝に進むことがわかりました。

ここ数年の傾向で、結果聞いただけで
驚いてわくわく。
決勝常連のコンビが次々と敗退し、
新しい、でも、「おもしろいよね」と予選動画をさんざん見てきた人なら納得しちゃうテンションの上がる人選だった。
お笑いファンで、芸人ファンの私ですが、
M-1のファンでもあるので、
今年はどんなんになるのか、楽しみでしょうがない。

そしてここにきて、
準決勝進出の結果を受けて、
それを当事者の芸人さんが語るということがあちこちの動画があがり、
私が知りたかった「それ」を次から次に見えることができる。
たまらない。
おそらく応援してくれた人たちへの報告
みたいなニュアンスがあるのだろうけれど
M-1に付随する悲喜こもごもを見たくて見たくて
ツイッターを徘徊するってことを
もう十年以上も続けている私からしたら、
こんな罪な果実はない。
当事者にしたら人生のすごく大切な瞬間を
私というものは無料で自分の欲を満たすためだけに
見ている。
エンタメとして。一個のドキュメンタリーとして。
本当にごめんなさい。
罪悪感は感じまくっていますが、
蜜の味をあじわいたくて仕方がない。
この感じを伝えたいけど難しい。
M-1の予選司会でおなじみ
はりけ~んずさんは「お笑いドスケベ」と表現しておりました。
変態の一種かも。
感想書きます。

【11/17 ダイタクTV】
この日は準決勝進出のダンビラムーチョが一緒。
ダイタクは敗退し、二人はやり切ったうえで後悔がないこと
ダンビラがあがったのは全く信じられないこと
それでも直前にネタを変えたのがどうだったのか(結局?)
を話していた。
タクさんが結果を見て
「わっくわくすんぞ」
と思った自分がいた、という話がまさに
M-1大好きなものとしての感想だと感じた。
あの27組はあがります。本当に。
まだ二年ある
とダイタク。
親族コンビの中でもダイタクはシンクロ率が高く
同じエンジンを持っている人間がふたりいる。
将来の東京漫才を背負っているから応援している。熊本出身だけど。
ここでは
ダンビラムーチョはいつも後輩芸人のお手本みたいな顔をしているけれど、
面白いから、
合格したことは本当にうれしいよね。
決勝に行く未来も見える。

【11/18 お笑い芸人のたくろうチャンネル】
M-1準々決勝敗退後の感想を話してみました。
と題されたものが関連動画に出てきて
ここで「ああ、こんな時代が来てしまった」と気づいた。
当事者の感想が聞ける時代だ。
普段から追いかけていないのに、こんな簡単にボタン一つで、、、。
ボケと突っ込みを変えてみてチャレンジをして
一周回ってまた面白くなってきたと先輩がいってくれてうれしかった話
特に後悔はないが、あれがよくなかったのかなぁ
という話題をいったりきたりしながら話していた。
とても生々しい感想だった。
気丈にふるまっているが、落ち込んで、悩んでいるのがわかる。
芸歴三年目でいち早く準決勝進出経験がある二人だけど、
いつの間にか「後輩に追い抜かれているよ」と赤木さん。
そのまんまの個性的で面白い二人なのにな
と思いつつ、
どの芸人さんにもこんなたくさんの苦労があるんだろう感じた。

【11/18 黒帯会議】
発表直後のライブの様子
金属バットのことや
今年のM-1を戦うにあたって自分たちのテーマ
また準々決勝で自分たちが感じたほかのコンビ様子など
語っていた。
たくろうの感想でも感じたけど、
自分たちなりの対策をしている。
勝ち上がるのは「面白い+運」以外
なんも考えつかない私としては
そんなに考えるんだと改めて新鮮に驚いた。
オーディションでも面接でも
誰かが受かって落ちるとき
落ちた人がダメなんじゃなくて、
受かった人が誰よりも良かっただけで
比較で抽出されるもんじゃないのかな。
その比較で勝ち上がるためのこと、か対策は。
運を待っているだけじゃダメなんだろうな。

【11/19 カナメストーンのカナメちゃん村】
生々しいといえば、
たくろうの上をいく、
落ちた今の感じを
そのままの素材でお届けする
を心がけたようなポッドキャストでした。
去年と言っていることはほぼ同じで、
前をむいている印象を受けたんだけど、
対Mー1から一歩
より大きい世界に、
カナメストーンという漫才師に自分たちで向き合っている感じを受けた。
Mー1は、頭のいい人がどんなに計算してなんとかしようとしても、
制圧できるものではない気がしている。
そんなことで制圧されるようなMー1は私は好きではないし、
常になにかが起こるから
興奮して見ているところもあるから。
だからカナメストーンが自分たちの鍛錬をより心掛けるんだなってことがわかって、
そこは胸熱の放送だった。
生まれながらにしてもスターっぷりは
でも相変わらずで、
これはいつか周りが追いついていくのかもしれない。
キラキラがまぶしい。

【11/19 シンクロニシティの録音ラジオ】
Radiotalkで夜にアップされていたので聞いた。
兼業芸人さんだからなのか、
受かっているのに謙虚さやばいです。
みんなありがとー
と心から叫ぶカナメからは違い過ぎる。
一個前の大ウケしながらも
「向いていない」という落ちっぷり。
今年いくと、(おそらくいろいろバレて)
来年以降むずかしくなる
って、西野さんが言っているけど、
落ちる前提?
って思って笑いました。
「もう優勝だ!」とかは拷問されても言わなそうです。

【11/18 コロコロチキチキペッパーズのよろチキチャンネル】
仕事の合間にナダルさんの車内で
ふたりで準決勝進出者を読み上げる動画。
ドキュメンタリー感満載で一番リアルだった。
最後の一組の発表の時の
「もうおらん」
と敗退を確信した瞬間のナダルさんの顔を
ぜひ皆さんにもみていただきたい。
上記のコンビとは違って、
その瞬間のリアクションをうつすという
いかついやつで、
落ちているかもしれない、と西野さんは言っていたけれど、
その後のリアクションで、本当は勝ちあがっていると思っていたのかな、
って感じたくらい、
ちゃんと打撃を受けていた。
いや、西野さんは常人じゃないから
こっちの想像できる範囲以外のところに
真相があるのかもしれない。
ナダルさまの表情
その後の態度とか
人間味にあふれすぎていて
悲しいとかそんな単純な感情を飛び越えた。
生きているだけで面白いナダルさんという芸人をよくぞ神様は私たちの前に降臨させてくださった。
こういう人を見るといつもそうなんだけど神様に感謝をささげたくなる。
出川さんとか、クロちゃんとか。

【11/18 official 令和ロマン】
コロチキと同じく合否知らない状態で
進出者を読み上げてもらうストロングスタイル。
で、こちらは受かっているパターン。
しかし、落ちていてもこの非凡な人たちはそれさえも想定の範囲で
コロチキとは違う感じになっていたのかな
って想像した。
そして、
勝ち上がった芸人さんたちへのリアクションがいちいちお笑いおたくに感じた。
準決勝とても楽しみ。

【11/18ウエストランド井口チャンネル】
【11/17ウエストランドのぶちラジ!】
まだ結果が出る前の収録のぶちラジから、
井口さんの一人しゃべりのご報告。
わからない、とふたりでリアクションしていたので、
本当にあの時点からは想像していなかったのかもしれない。
ウケても落ちるという現実をたくさん経験し過ぎて余計なことはなにひとつ言わなかった。
合格が分かった後で、
井口さんがひとりで真摯に話していて
まるで合格していないようだった。
密着のカメラが準々決勝直後に来ないまま終わった
というエピソードを聞いたら、
合格してよかったなあとしみじみしました。
自虐と人間の熱量を込めた漫才で
何回も勝ち上がるって、本当にすごいことだ。
めでたい。

【11/19 見取り図ディスカバリーチャンネル】
結果わかった後の感想の中で
いちばん素敵だった。
痛々しさもなく
すっきりと笑って負け顔できるお二人の格好良さは
スターなんだなって、よくよく思い知らされた。
落ち込まないわけはないのに、
あれができるのは、
懐と人間性のなせるもの。
盛山さん不在のポッドキャスト「スタンドバイ見取り図」の
ネコニスズヤマゲンさんの回おもしろかった。
思うに魅力的な人たちの周りにそういう人たちが集まっているような。
好感度が圧倒的に高い。
画面に出ているものに
揺れやブレがない。
これは好きになっちゃう。

以上、聞き途中のもたくさんあるけど、
長くなってきたので今日はこの辺で。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?