「心配ゴト」は脳からの合図?!不安になったら行動しよう!
「不安が大きすぎて何にも手につかない!」
「心配ゴトが多すぎて全然前に進めないよぉ」
新環境への適応期間は、思い通りにいかないことや「できない自分」に気づきやすい時期。いつのまにか蓄積された緊張や疲れから、不安や心配ゴトが浮かんでくることもあるでしょう。
「不安や心配ゴトが頭から離れず、身動きがとれなくなってきた……」そんなときこそ、なにか行動を起こしてみましょう。
不安や心配ゴトは行動するための合図なのです。
この記事では、不妊治療を理由に9年勤めた会社を退職し、新しい環境に飛び込んだアラサー女子が、実際に行動することで心配ゴトと上手に付き合えるようになったプロセスをご紹介します。
不安や心配ゴトは危険を知らせる警報装置
「アウトプット大全」や「ストレスフリー超大全」の著者である精神科医、樺沢紫苑(かばさわしおん)さんによると、不安は偏桃体(へんとうたい)という脳の器官が興奮することで発生する感情なんだそう。
「不安」は狩猟民族であった人間に、危険を回避するために発せられる脳の警報装置の役割を果たし、危険を回避する行動をとることで、「不安」は自然と解消されていたんだそう。
心配や不安は行動することで偏桃体の興奮は鎮静できる
樺沢氏によれば、行動をせずに不安を抱え続けることで「動け!」「行動しろ!」という命令が「不安」という感情となり、脳から出され続けるという。したがって不安や心配を少なくするためには「行動」をして、偏桃体の興奮を鎮静化することが重要になってくるんだそう。
では、偏桃体の働きを鎮静するために効果的な行動には、どのようなものがあるのでしょうか?いくつか例をあげてみます。
ピンとくるものはありましたか?
ここからは、不安や心配ゴトと上手に付き合うために、私が実践した方法をご紹介します。
五感の刺激を堪能する
「仕事の引継ぎがなんだか上手くいかないな……」9年勤めた会社を辞める直前、毎日引継ぎのマニュアルを作成しながら不安な時間を過ごしていました。
嘘か本当か、半分以上妄想のような不安や心配を抱えていました。こんな不安と向き合うときは、五感を刺激することを意識します。
おすすめなのは入浴です。好きな香りの入浴剤を投入し、お湯の温度は42℃くらい。皮膚がピリピリするのが目安。湯舟のなかに、そーっと足を入れて、ふぅと肩まで浸かってみましょう。
五感を刺激してみると、不安は少し軽くなります。湯舟に浸かって息を吐きだす瞬間や、大好物のハンバーグのソースの香りを楽しむ瞬間は「彼女のイライラ」も「好奇な目」も、頭のなかには残っていません。
没頭できるコンテンツを持ち歩く
自分自身の具体的な行動で直接解決することは難しそうな、不安や心配が頭に浮かんでくるときは、没頭できる世界に飛びこみます。
思い立ったらすぐ手にとれるスマートフォンに、没頭できるコンテンツをそろえておきます。
日常での不安との距離を一時的にとるためにも、ゲームや電子書籍に没頭し視覚や脳を刺激することを心がけます。漫画の世界にいる私は、無敵勇者にもなれるのです。
時間をつかう対象を決めて、インプットとアウトプットを循環させる
漠然とした未来への不安。そんな「不安」が訪れたときは、ひたすら知識を詰め込みました。
行動していない時間が多くなるほど「不安」に向き合う時間が増える。会社を辞めるということは、出勤時間に充てていた通勤含めた約10時間、そんな膨大な時間を毎日持て余してしまうということ。この時間をどう埋めようか?
考えた末、私は時間をつかう対象をいくつか決めておくことに。
ヨガインストラクターの講義を聞いてインプット。ポーズを真似してアウトプット。Webデザインの動画でインプット。実際に手を動かしてアウトプット。
目の前のことに集中し、頭も身体も動かしているうちに「ヨガを仕事にできるかな?」「Webスキルを活かした仕事ってなんだろう?」と未来をわくわくと予想するようになってきました。
同時に「遠い未来の漠然とした不安」は頭のなかから消えていきます。
SHElikesが気づきをくれた
私が心配ゴトや不安と上手に付き合えるようになったのは、SHElikesが気づきをくれたからでした。
女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、Webスキルを中心に多種多様なコースが定額制で学び放題。
コース受講
コース受講は動画視聴が中心。スマートフォンでいつでも受講が可能です。SHElikesで学ぶことができる全38種のスキルのなかには、あなたが楽しいと思えるコースもきっとあるはず。好きが見つかったその先にはインプットとアウトプットの循環や、没頭習慣も待っています。
特別イベント
定期的に開催される特別イベントでは「働き方」から「マインドチェンジ」まで、あらゆるテーマの専門家がさまざまなTipsを共有してくれます。
生活のなかのBGMとして、とりあえず特別イベントを流してみる。それだけで新たな気づきや学びがあるかもしれません。少なくとも「不安」と対峙する時間を削減することには繋がります。
月に1度のコーチング
シーメイト(SHElikes受講生)2〜3名とコーチ1人で月に1回ライフコーチングが実施されます。コーチングの1時間は自分のなかにある「want to」に気づくための大切な時間。
心理的安全性が高いコーチングの場では、心に浮かんだ「不安」を口に出してみるのもいいでしょう。コーチが投げかけている質問に、考えながら答えていくうちに「不安」の裏側にあった「本当に私がやりたいこと」に気づくことができるでしょう。
実は以前の私は「不安」や「心配ゴト」に囲まれて立ち止まり、行動できずにいました。
そんななかSHElikesのコーチングを通して「不安」の先にあった本当の私の気持ちに気がつくことができたのです。
脳からの合図に敏感になって
新しい環境は誰でも不安がついてくるもの。「今、不安になってる!」そんな風に気づけたら、それは行動を起こす絶好のタイミング。自分を楽しませるための行動も、スキルアップを目指す行動も、未来に繋がる大切な1歩です。
ぜひ「不安」な気持ちに敏感になって、行動するチャンスを受け止めてみてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?