The story of two of us - heartless


『Fool』ツアー先月終了したのも束の間。また新たな曲を皆様にお届けすることが出来て私はとても嬉しいです。
この曲は、ツアー真っ最中の2月にできた曲。『Fool』と言う初のフルアルバムを生み出して、もうこれ以上の作品は作れる自信がないなぁと怠惰になり、すっかり燃え尽きたと思ってた私の心に、また火をつけてくれた大切な曲です。

多分曲かく人はだいたいそうだと思うんだけど、曲を作らなきゃ!って思ってかいた曲ってなんかイマイチだったりするのよ。でも、"heartless"はその時の私の心の動きだったりで、パッと自然にできたの。そうしてできた曲ってね、本当にトキメキが止まらなくって、早くみんなに聴かせたい!って気持ちで溢れちゃうの。
出来上がった直後のまだデモ段階の時に、ピーちゃんとサポートドラマーさんたちに送って、そしたらみんなすぐにカッコいい!って反応してくれて、それだけでやっててよかったって思えるような。まだまだ私は素敵な曲がかけるんだってとても前向きになれたのよ。本当にありがとう。
当たり前の事だけど、自分で生み出した前の曲たちを超えられなかったら、新曲を出す意味ないって気持ちはずっとあるから、最高って思う曲をかく度に自分で自分の首を締めてる気がするけど、そうしてLucie,Tooがアップデートしていけたらいいと思ってます。(聴き手がどう思うかは置いといて。)

久しぶりに不器用な恋をして、自分が自分じゃないみたいになって、でもその心の乱れすらも愛おしいと思わせてくれた曲です。
私の尊敬するソングライターさん達もそうであるように、私も恋する女の子に寄り添えるような恋愛ソングをかき続けられる自分でありたいと、改めて感じました。
恋をしている人は男女問わず、みんなキラキラしていて素敵なのですよ。



レコーディングでドラムを叩いてくれたのは『Fool』に引き続き、CALENDARSのTK。そして、今回の曲には欠かせない、最高なシンセを弾いてくれたのは、同い年のマイメンしみず。
この二人なしではこんなカッコいいパワーポップなサウンドにならなかったのではないでしょうか?
ピーちゃんの、重心低めだけど自由に歌うようなベースフレーズがこれまたクセになります。
入りのドラムは、ライブサポートしてくれてるがわら君が、スタジオで何気なく叩いてくれたフレーズをそのまま使わせていただきました。

因みに、最初のシンセは私が弾いてるんですけど、2本違うフレーズを弾いてて、イヤホンで聴くとわかるんですが、左右で1本ずつ違うフレーズが聴こえるようになってるんです。なんでだかわかりますか!?これは、男女の交わらない恋の空中戦をイメージしてるんです。最初のズキューンっていう音は恋に落ちる音となっております。面白いでしょう?笑


The story of two of us 
直訳すると、私たち二人のストーリー。
という事で、2曲入りデジタルシングルになっております。
もう一曲の方もまたすごい仕上がりになっておりますので、次の配信を首を長くしてお待ちくださいね。

ではでは。

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