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NOTキラキラ女子

はじめに。

こんにちは花盛ジェニファです。
この記事に目を止めてくださってありがとうございます。

内容はセロトニントレーナーでありながら
セロトニンが出なくなって
燃え尽き症候群で倒れてしまった私の体験談と
その背景となる半生を赤裸々に綴った手記です。

「がんばること」がデフォルトになっている方や
「キラキラ輝かなくっちゃ」とがんばりすぎて疲れてしまったときに
ホッと安心していただきたくてこの記事を書きました。

【セロトニン活性】と【本当の自分との統合】
をすることで
HSP※である私でも
心が静かで、落ち着いた日々を送ることが出来ています。

「セロトニン活性の方法」や「自分との統合」を押し付けることは私の本意ではありません。
役に立ちそうなところだけつまみ食い的に読んでくださってもかまいません。

激動の時代に
心静かに心地よく日々を送るために
お役に立てれば幸いです。

2020年5月吉日
花盛ジェニファ

説明。<心に深く関係のある脳内物質について。>

セロトニン:心を癒し、安定感や平常心をもたらす脳内物質
ドーパミン:わくわく・ドキドキしたり楽しく高揚した気持ちや快の感覚をもたらす脳内物質。
ノルアドレナリン:てきぱきとこなしたり、優先順位をつけたりと仕事の時に活性化する脳内物質。

※HSP:Highly Sensitive Personの略。敏感気質な人。ストレスをため込みやすい。

目次

1.はじめに。

2.心に深く関係のある脳内物質について。

3.海外移住したタイから東京へ戻ってきたら。

4.帰国5カ月後。心がポキっと…セロトニン先生との再会

5.「がんばる」依存症を克服中はこんな感じでした。

6.不快感を味わい尽くせ。壮絶な人体実験をしてみた。

7.今までのドパミン的人生を振り返ってみる。

8.がんばる依存症の人ががんばりを止めると、なぜ不快になるのか。

9.回し車から降りてみた実験。

10.がんばることの背景には必ず「○○したい」のドパミン=が潜んでいる。

11.~生粋のドパミン女。これまでの経緯を簡単に~

12.この不快を味わいつくしたら何が待ってる?

13.見えてきた静かで優しい世界

14.この不快を乗り越えたら何が起こる?

15.ストレス弱すぎるHSP。静かになったら実は繊細な自分の本性が見えてきた。

16.2カ月間の壮絶な不快感から抜け出しつつあるかもな日のブログより

17.3カ月目。快楽主義な自分を認めるまで。そして自分との統合へ一歩、一歩。

18.自分のいろんな面を認めることが、ストレスを減らすためになぜ必要なのかについて。

19.ついに自分との統合(燃えつきて倒れてから9か月後のブログから)

20.自分との統合に役立ったことランキング

①自分インタビューをする。

②自分を理解するためのツールとして強み発見系とか占いを利用。

③身近な人に聞く。

21.かっこつける生き方をやめた~キラキラ系イベントで~

22.大切なことは ドパミンがでなくてむなしいときに どう生きるか。燃え尽き症候群で倒れた1年後

23.感情のアップダウンのふれ幅を減らし、ストレスや心の疲れを少なくするためにできること

対策1→ドパミン切れを予測しておく。

対策2→日常的にセロトニンがプワプワでやすいようにしておく。

24.暗くてもいい

25.燃え尽き症候群で一回死んだ後、ついに「自分と統合」~あなたはだれ??わたしはだれ??~

26.蛇足だけど自臭症でした

27.さいごに



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【海外移住したタイから東京へ戻ってきたら。】

私たち家族は2015年にタイ・バンコクへ移住し

仕事や友達やご近所に恵まれ

素晴らしいナニーさん(ハウスキーパー&子守り)に助けられ

プール・ジム付き300平米のお部屋で

夢のような生活を送っていた。

しかし

思うところあって

2018年タイから日本へ本帰国。※(本帰国:駐在員やその家族が外国暮らしから日本に戻って住むこと。)

本帰国から5カ月が経過した2018年9月後半

わたし、こんな状態でした。


ごみ捨てを忘れる。
部屋の片づけを忘れる。
洗っていない食器がシンクに山積み。
一日家に居るのに洗濯してない。
洗濯したと思ったら洗濯洗剤を入れ忘れて部屋が異臭、でも気づかない。
常に何か調べたり動いたりして、落ち着いてゆっくりしゃべれない。


今思うと、ひどい精神状態なんですが

自分ではあんまり気づいていなかったのがポイント。

体面的にはすごい活躍だったのかもしれません。

〇上海のウォーキングセミナー決定
〇去年レッスンしたスポーツクラブからまた依頼がくる
〇オンライン セロトニン講座を国内外で実施
〇札幌でレッスン成功
〇立川・国立でもレッスンの場所をさがしあて、日程をぞくぞく決定
〇東京のともだちと会ってイキイキ
〇自分でホームページ作る
〇チラシづくりを依頼し協議を重ねる
〇セロトニン人形の作成を依頼。協議を重ねる。
〇アマゾンで自作本「ストレスフリーダイエット」出版
〇おもしろYOUTUBE作成
〇ブログ毎日更新欠かさない
〇インスタやFB、ツイッターなどSNSへの投稿も頻回。
〇自分の会社のFBページも自分でお直し

その他

子どもの送り迎え
2人の子どもの世話(当時8歳4歳)
夜ごはん(作ってた気がするけど覚えていない。)


振り返れば
すごい量のことをしてました。

現状を打開するためになんとかしようと
われを忘れるほどに
仕事に没頭していました。

個人事業主として成功させたかったのもありますが
日本に帰ってきて
初めての土地で
暮らしを新たに始めるということで
とてもお金がかかりました。

日々どうにかしなければという焦りがひどかったです。
だから猛烈にがんばりました。
2人の子どもたちにもお金がかかったので
ひもじい思いだけはさせたくなくて。

がんばり方の方向が合っているかも検証せずに。
ひたすらに猛発進のSNSも猛発信(笑)。

そうしてめちゃくちゃに積み上げたトーテムポール、倒れることに。。


【帰国5カ月後。心がポキっと…】


洗濯洗剤を入れずに洗濯し
それを家干ししたために
生乾きの異臭がしていたところに
夫、ニーマンが帰ってきた。

ニーマンに「大丈夫?ちょっと休んだ方がいい。」と言われたにもかかわらず

「え??大丈夫だよ。(何言ってんの・・・病気扱い??)」とちょっとムカっとして言ったのを覚えてます。


けれど

その次の日から心がポキッと折れた感じがして

やっぱり疲れているような気もするし

活動をセーブし始めました。


後記しますが(P キラキライベントの項)
ポキっと折れていたことに気づけなくて
この時「ついに認めた」というのが正しい表現かもしれません。


そんな折に
恩師であるセロトニンの先生に
再会できたのは
転機でした。

私はドパミン神経の依存回路のしくみについて
確認したいことがあって
先生のところに質問に行ったんです。

だけど
先生の説明を聞いているうちに
ハッとしました。

「先生・・・!これ、私のことだ・・・。」

「目立つことをしてほめられたい、名声を得たい、お金を稼ぎたいから、と
焦って、がんばりすぎていたのかもしれない。」

「結果が出ないからと更に焦って空回りしているのに、それを打開しようと更にがんばってしまう。」

そんな自分に気づいて、その場で先生に伝えました。

先生は静かな優しい口調で言いました。

「(依存を克服するのに)時間かかると思いますよ。
でもこれを乗り越えたら、あなたは本当の意味で、セロトニントレーナーになれる。」

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