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花オタク、エリが行ってみた #4 花の相棒、愛情込めてつくられたガラス花器ブランド【Henry Dean】

今月ご紹介するのは、普段からエリ@flowereriy さんが愛用している花器ブランド。hanaikeとのクラウドファンディングプロジェクトで、お届けするリターンの候補のひとつです。どんなブランドなのか?ぜひご覧ください。

こんにちは!hanaikeクリエイターのエリです。
こちらは「花オタク、エリが行ってみた」という、ちょっと気になる花関連のスポットを巡るコーナーです。

今回は花と切ってもきれない関係、「花器」に注目!
見たことある方も多いはず・・・ぽってり感が特徴のHenry Deanの花器を
日本一仕入れている、TISTOU showroomにお邪魔しました。

当日は TISTOU 代表の平田倫子さんともお会いでき、Henry Deanにまつわる様々なエピソードを伺うことができました。さっそく紹介していきたいと思います!

そもそも、Henry Dean てどんなブランド?

「仕入れ」の言葉で気づいた方もいるとは思いますが、Henry Dean(ヘンリーディーン)は海外、ベルギー発祥のガラス花器のブランドです。
日本では全国約80ヶ所以上のインテリアショップや生花店で取り扱いがあります。

Henry Deanには3つのコレクションラインがあります。

1.「Henry Dean」
ガラスという素材の無限の可能性を追求したコレクション。
(ガラス愛から始まったブランドだからこそのライン)
2.「DEAN FLOWERS」
リサイクルガラスを使用したフローリストのために作られたコレクション。
(花屋さんに置かれるために誕生したライン)
3「Land」
毎年行われるパリの展示会のためのコレクション
(パリジェンヌに向けて作られたライン)

今回はその中でも、リサイクルガラスを使用し、カラフルさが特徴的な「DEAN FLOWERS」シリーズに焦点を当てていきます。

DEAN FLOWERS の魅力

ここは東京都蔵前駅にある、Henry Deanのショールームです。

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▲入ってすぐ、キラキラと自然光に照らされたガラスの器がたくさん


進んでいくと、優しい色合い、ぽってりした姿のDEAN FLOWERS がお出迎え!

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DEAN FLOWERSの魅力はなんと言っても、「色」「気泡」「形」がそれぞれ個性豊かなところ!

このぽってりとした形はガラス職人の手作業でひとつひとつ作られていて、
小さな愛らしい歪みが沢山。大量生産されたものにはない、曲線も魅力です。

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▲しっかりとした重さがあり、頭の重い花を入れてもびくともしない!
ここマイナーですがとっても魅力的なポイントですよ〜!

とても面白いのが、色。
同じ色のレシピでも、職人それぞれ濃度や色みが変わってきます。

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▲このふたつ、同じ色なんです。青の割合が全然違って見える!

強すぎない、曇り気のある色彩が多いのもポイント。
ベルギーの人って、少し日本の色彩感覚と似ているらしく、
優しく、混じり気のある色合いを好む方も多いそうです。 

創立者のヘンリーディーンさんはとにかくガラスへの愛が強いらしく、
気泡や形、色合いなど、色んな手法にもチャレンジされる方だったとか。
(今は息子さん達がお父様の意思を継いで経営されています!)

愛を持って作られてるなんて聞くと、余計ガラス達が可愛く思えてしまいます。
しかも1点1点手作り。出会いが大事で、まさに花と同じですね。

今季の新作

クラレット(赤)、 カブ(茶)、 ベロニカ(紫) というまさに日本の秋のような色のシリーズが最新作!大きさや形も様々。

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▲赤い丸いシールが貼ってあるものが新作の目印です

こちらのショールーム、今は新型コロナウイルスのこともあり完全予約制ですが、どなたでもお買い物できる空間にもなってます。

私は最近もっぱらカラーガラスの虜です。
お花との相乗効果で、より花が可愛く見えるというか・・・
「我が子に可愛い服を着せてあげてる」ような気分になります(笑)
花と色を合わせてもよし、特に気にしないで入れてもよし!(笑)

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今回真ん中の2個を購入しました!(両端は以前から持っていたDEAN FLOWERSシリーズ)
テーマは「砂から取り出したばかりの珊瑚」と「癒し系セロリグリーン」です。
自分でテーマや名前をつけると余計愛着が湧くのでおすすめです(笑)

色んな花を迎え入れては送り出す花器。
単なる雑貨というよりは、花にとっての家具であり、洋服のようなものだと思っています。

花器はそうそう処分するものではないだけに、丁寧に選んで大事にしたい。
大事にするのにふさわしい、あなただけのとっておきの花器を選んでみてはいかがでしょうか。

【今回行った場所】
TISTOU SHOWROOM
住所:〒111-0051 台東区蔵前3-7-3
HP:https://www.tistou.jp/
完全予約制となっています。事前にHPからお申し込みください。
creator
エリ@flowereriy
多摩美術大学卒。在学中に生花店にて勤務し、卒業後はデザイン会社、造花メーカーを経験。Instagram上で花の楽しみ方をイラストで紹介し、「花のある暮らし」を提案。他コラム執筆、イラストレーション制作等。

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