“お天気屋”テルボーの大そうじよいつまでも…

今年ものこり少なくなり、
「いろいろあったナア〜、と思っテル」
と、ふりかえりつつ、ハタキを手にとるテルボー。

「そろそろ大そうじ…本だけでもかたずけよう」
そんなテルボーに、気の早い
テルキチ父さんから、クリスマスプレゼント。

「小さいけど、本棚…。
材木屋さんから、あまった木を、
わけてもらってつくったヨ」

思いがけないプレゼントに、
テルボー大ヨロコビ！
「アリガト〜！さっそく部屋で、
使わせてもらおうと思っテル」

小さい本棚なので、ベットのあたまのほうに置いて、
マンガの単行本を入れるのに、ピッタリ！
大人気マンガ“サンピース”の30巻が、
ちょうど入る大きさで、テルボー「ヤッター！」

で、マンガ本を本棚にしまうと、
大そうじを続けるかと思えば…。
“サンピース”を読みはじめると止まらナイ！
何回も読んだはずなのに、
「キャハッハハハッ…やっぱオモシロ〜イ！」

植物学の本は床に置いたままで…。
(うっすらホコリをかぶっテル？)
今年は「植物学者になる…」という、
大きな目標を立てたはずなのに！

けっきょく、ようすを見に来た、
父さんと母さんに手伝ってもらって、
やっと大そうじを終えたテルボー。

家では、今年も、
「まだまだお子チャマ」なままのよう…。

マンガやアニメは偉大な日本文化だと思っテル！