さちマロ🍀Peaceful Life

私の思いを共有することで、ひとりでも多くの人の心に響くことがあれば・・・ 「穏やかな人生」=「Peaceful Life」の一助となれたら・・・嬉しいです/適応障害とそれを乗り越えた道のり /家族の不登校、発達障害と向き合うヒント/マインドフルネス瞑想 などについて綴ります

さちマロ🍀Peaceful Life

私の思いを共有することで、ひとりでも多くの人の心に響くことがあれば・・・ 「穏やかな人生」=「Peaceful Life」の一助となれたら・・・嬉しいです/適応障害とそれを乗り越えた道のり /家族の不登校、発達障害と向き合うヒント/マインドフルネス瞑想 などについて綴ります

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はじめてのnote/自己紹介

はじめまして、さちマロです。 🍀わたしのこと現在は企業の一員として充実した日々を送る一方で、心の奥底では3年以内にフリーランスの道を歩みたいと思っています。人生の目標は「最高の社員」になることではなく、「心穏やかに生きる」こと。自分の人生は自分でデザインしたい。そんな未来を夢見て、今を全力で生きています。 🍀好きなこと・自然の中で心身を解放する「キャンプ」 ・いつでも心を穏やかに整えてくれる「マインドフルネス」 ・頭の中をクリアにしてくれる「スロージョグ」 ・創造する楽し

    • 動物の学校 〜 強みを活かす

      「人間の強みを活かす」という考え方を伝えるために使われる「動物の学校」という話があるのをご存知でしょうか。これはアメリカの教育家 ジョージ・H・リーヴス(George H. Reavis) による寓話で、1930年代に書かれたと言われています。 この話は、すべての人に同じ基準を押し付けることで、それぞれの得意なことが活かされず、個性や適性が大切にされない問題をわかりやすく伝えています。 アヒルがワシに憧れる理由ここから先は寓話にはない、私自身が適応障害となり会社を休職した

      • 価値観に優先順位をつける

        自分の価値観と向き合う普段の生活が順調な時は、自分の本当の気持ちと深く向き合う必要を感じることは、あまりないですよね。 でも、一度メンタル不調に陥ると、特にその状態が悪化して休職に至った場合、自分の価値観と真剣に向き合わざるを得ない場面が増えてくると思います。 「職場復帰できるだろうか?」 「そもそも復帰したいのか?」 「転職した方が良いのでは?」 「自分は本当はどんな仕事をしたいのだろう?」 「どんな働き方が自分に合っているのか?」 こんな問いが次々と頭に浮かび、自分

        • もし、あなたが、あなた自身の親友だったとしたら、何てアドバイスしてあげる?

          適応障害で休職して10日ほど経った頃、ある先輩と会う機会がありました。その日、先輩は食事をしながら、私の話を真剣に聞いてくれました。 休職に至った経緯、現在の状況、そして将来への不安、私は心に抱えていたすべてを吐き出しました。先輩は優しい表情で、私の目を見て頷きながら、否定することも、話を遮ることもなく耳を傾けてくれました。 私は、「これからどれくらい休むべきか」という答えが見つからないまま、焦る気持ちと不安に揺れていました。早急に復職するのは無理だと感じる一方で、長く休

        • 固定された記事

        はじめてのnote/自己紹介

          休職中の「居場所」探し

          私の会社では、水曜日と日曜日がいわゆる公休日でした。その感覚は、休職中も体に染み付いていました。 休職中、日曜日の昼間にスーパーで買い物をしていても、特に周りの視線は気になりません。それは世の中一般の平日でもある水曜日も同じで、誰かに見られている感じはありませんでした。 しかし、これが水曜や日曜以外の「私にとっての平日」になると、途端に人の視線が気になるのです。「なんでこの人、こんな時間に買い物しているんだろう?」と、見られているように感じてしまうのです。 さらに、ショ

          休職中の「居場所」探し

          自由すぎる時間はかえって不自由だった

          適応障害で休職するまでは、やらなければならない仕事に追われ、次々と押し寄せるタスクに処理が追いつかないことが大きなストレスでした。この負荷が体調を崩す一因だったと感じています。しかし、もう一つ気づいたことがありました。 それは「やりたいことがあっても、それに取りかかる時間がないこと」が別のストレスになっていたのです。 ずっと欲しかった「自由な時間」。休職すると一転、今度はその自由な時間が手に余るほど与えられ「これでようやくやりたかったことに手をつけられる」と信じていました

          自由すぎる時間はかえって不自由だった

          ついに来た?!「いつかやろう」の「いつか」という日

          1日15時間の自由な時間休職に至るまで、「自由な時間」を切実に求めていました。仕事の日は残業が常で、帰宅は深夜24時近く。帰ってきても「眠るためだけの帰宅」のようなものでした。せめて休日くらいは家族のために時間を使いたいと思っていたものの、頭の中は常に仕事でいっぱい。家族と出かけても、「夕食後は少し仕事をさせてほしい」と言うのが日常でした。 休職して2週間が過ぎると、ようやく生活に一定のリズムが生まれました。会社に行っていた時と同じように、朝7時に起床。誰かと会う約束がない

          ついに来た?!「いつかやろう」の「いつか」という日

          #-7 適応障害 〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          ここでは、私自身が体験した適応障害からの回復プロセスを基に、「適応障害回復を加速させる7つのLIFEHACKS」と題して、具体的なアプローチをお伝えしています。 LIFEHACK 7:内省適応障害からの回復を早めるために、内省は非常に有効となります。その理由は以下の通りです。 1. 自己理解の向上 内省を通じて、自分が何に対してストレスを感じていたのか、どのような考え方や行動パターンが心の負担になっていたのかを冷静に振り返ることができます。 これにより、ストレスの原因や

          #-7 適応障害 〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          #-6 適応障害 〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          ここでは、私自身が体験した適応障害からの回復プロセスを基に、「適応障害回復を加速させる7つのLIFEHACKS」と題して、具体的なアプローチをお伝えしています。 LIFEHACK 6:人と会って話をする適度な対人交流は適応障害の回復を早めると言えます。その理由は以下の通りです。 1. 感情の共有と解放 人と会話することで、自分の悩みや不安が「言語化」され、感情を解放する効果があります。話すことで、自分の気持ちを整理しやすくなり、心の重荷を軽減する助けになります。 2.

          #-6 適応障害 〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          #-5 適応障害 〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          ここでは、私自身が体験した適応障害からの回復プロセスを基に、「適応障害回復を加速させる7つのLIFEHACKS」と題して、具体的なアプローチをお伝えしています。 LIFEHACK 5:知識のインプット適応障害の回復を早めるために、知識のインプットが有効である場合があります。 理由は以下のとおりです。 1.新しい他者の視点を得ることでストレスが軽減される 適応障害は、環境の変化やプレッシャーによって生じることが多い。そのため、自分の置かれた状況や気持ちを正しく理解し、適切な

          #-5 適応障害 〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          #-4 適応障害 〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          ここでは、私自身が体験した適応障害からの回復プロセスを基に、「適応障害回復を加速させる7つのLIFEHACKS」と題して、具体的なアプローチをお伝えしています。 LIFEHACK 4:一定のリズムで生活をする適応障害において、メンタルの回復を早めるために「一定のリズムで生活する」ことは有効と考えられています。理由としては、次のような点が挙げられます。 1. 自律神経の安定 規則的な生活リズムは、自律神経系のバランスを整えます。自律神経が安定すると、ストレス反応が軽減され、

          #-4 適応障害 〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          #B-3 適応障害〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          ここでは、私自身が体験した適応障害からの回復プロセスを基に、「適応障害回復を加速させる7つのLIFEHACKS」と題して、具体的なアプローチをお伝えしています。 LIFEHACK 3: 自然の中に身を委ねる自然の中に身を委ねることは、ストレス軽減や感情の安定に非常に効果的だと考えられています。その理由を3つ紹介します。 1. ストレスホルモンの減少 ある研究によると、森林浴などの自然体験は、ストレスホルモンのレベルを低下させる効果があることが確認されています。 自然の中

          #B-3 適応障害〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          #B-2 適応障害〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          ここでは、私自身が体験した適応障害からの回復プロセスを基に、「適応障害回復を加速させる7つのLIFEHACKS」と題して、具体的なアプローチをお伝えしています。 LIFEHACK 2: 思いついたことを書き出す 休職に入り、最初に直面したのは「どうやって過ごすか」という問題でした。 休職を経験したことのある方の多くがこの問題に直面すると思います。 産業医の先生に「まずはゆっくり休んでください」と言ってもらったものの、この「ゆっくり休む」とは、どうしたら良いのか? 朝起

          #B-2 適応障害〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          #B-1 適応障害〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          こうして私は、心身の不調により休職することになりました。 私がこの状況に至るまでの経緯は、物語風にまとめましたので、よろしければ以下のリンクからご覧いただけると嬉しいです。 ここからは、私自身が体験した回復のプロセスを基に、「適応障害回復を加速させる7つのLIFEHACKS」と題して、具体的なアプローチをお伝えしたいと思います。 LIFEHACK 1: まずはクリニック受診 「そんなの当たり前じゃない?」と思うかもしれませんが、この当たり前が実はとても難しいのです。クリ

          #B-1 適応障害〜回復を加速させる7つのLIFEHACKS

          #A-7 適応障害〜心のコップがあふれるまで

          産業医の問いかけ人事部にいた私は、業務の一環として産業医の先生方と顔を合わせることが多かったが、その中の一人、誰よりも早く私の異変に気づいてくれた先生が、面談を提案してくれた。 その日は、Webでの面談だった。先生は優しい笑顔を浮かべながら、画面越しに「大丈夫ですか?」と問いかけてきた。 その瞬間、堰を切ったように大粒の涙がこぼれ落ちた。 ここまで心が弱っていたことに、自分でも驚かざるを得なかった。 「少しだけ休んでみませんか?緊急避難的に。」先生のその一言に、胸の奥

          #A-7 適応障害〜心のコップがあふれるまで

          #A -6 適応障害〜心のコップがあふれるまで

          部中計 共有会部の中期計画は、まるで私の存在など初めからなかったかのように、静かに進行していた。策定された計画は役員に報告され、修正を経て正式な部の方針として部内で共有されることになる。 共有会が開かれ、計画に対する理解と共感を測るためのアンケートが実施された。そして、全課長が集まる場で、その分析結果が発表される時がやってきた。 無力感に囚われて「業務に直結しないと、中計への共感が得られにくい」その言葉が読み上げられるたびに、胸が締め付けられる。「策定に関わっていない者ほ

          #A -6 適応障害〜心のコップがあふれるまで