向日葵/はないちもんめ

明るさと元気と我慢強さだけが取り柄だと思っていたらそれは勘違いだったらしい上に鬱とたた…

向日葵/はないちもんめ

明るさと元気と我慢強さだけが取り柄だと思っていたらそれは勘違いだったらしい上に鬱とたたかう文字書き。大学生。お外に出れません。

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大人になるにつれて、世界から色が消えていく

中学生の頃から、小説を書くのが好きだった。 いわゆる「二次創作」と呼ばれるジャンルだけれど、友達と創作をするのがひどく楽しかったのを覚えている。 今でも二次創作はするけれど、五年前に一度スランプに陥ってから上手く文章が書けずにいる。 中学生の頃の文章が、きらきらときれいに見えている。 未だにGoogleドライブに入ったままの小説のファイル。 そのころから「上手く書けた」と思えていたからどうしても消したくなくて、Googleドライブに残しておいたんだろう。 「消えて

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      わたしはnoteが苦手だ、と何度思ったことだろう。 noteを開くたび、「noteやってみなよ」とわたしに告げる元カレの顔が思い浮かぶ。 もうわたしのなかで彼の顔はぼやけてしまって、もはやイメージの域、でしかないけれど。 note向きだ、と感じるテーマが頭の中で泡のように膨らんで、口から、手から、体中から、あふれだしそうなときがある。 そういう時、彼におすすめされた「note」を開いて、編集ページを開いてみる。 するとどうだろう。 さっきまで泡のようにもこもこもこ

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