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思ったほど読書三昧じゃなかった日

今日は余裕のある日で、読書三昧だと意気込んでいた。
実際、家で本を読んでいても驚くほど気が散る。
読んでいた本からの芋づる式で気になった本を図書館でリクエストしていたため借りに行った。図書館本は期限もあるので早速読み始めるが、ビックリするほど面白くない。
決して本が悪いわけではない。ただ、私自身の「今」の興味関心や気分とマッチしていなかったのだと思う。
ここで読了に拘らずサクッと損切りできたことは成長だ。
この本読むのに時間を使うなら、あっちの本を読もうと明確に決断できた。

とはいえ、思ったほど「読書三昧」にはならず、すき間時間にギュギュっと詰め込む方が効率よく摂取できているのかもしれない。
散歩しながらオーディブルで箸休め的な作品をと選んだのが「婚活食堂」だ。

https://www.php.co.jp/konkatu/

元占い師のおかみが営むおでん屋さん。料理の描写が美味しそうで、近所に会ったら行きたくなる。でも、そういうお店の常連さんに慣れない性質なのも自覚しているので、フィクションで楽しむ。
自分の城(拠点)を持ち、人と人との縁を結ぶ、時にはググッと踏み込んでいく。
このシチュエーション、枠組みが、私の好みのやつだ。
自分の城を構えて、そこにやってくる人の話を聞くこと、解き明かす解きほぐすこと、ケリをつけること、まさに理想だ。ぼんやりと、やりたいこと、いいなと思うことだ。以前にも探偵に憧れるとか、喫茶店のマスター的な立ち位置とか、占い師とか、本当にその「仕事」に就きたいのとはちょっと違うけれど、その枠組み的なことは理想なのだ。
この作品、シリーズなので、しばらくは箸休めオーディブルを探す手間が省けそうだ。


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