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「自分はいらない人間なんだ」

オーディブルで「どう生きるか つらかったときの話をしよう 自分らしく生きていくために必要な22のこと」を聴いた。

宇宙飛行士なんて、エリートでものすごい経験をされている方でも、「自分はいらない人間なんだ」ともがき苦しむことがあったなんてびっくりだ。
私自身、生粋の「生きづら」とバリバリの「存在否定」を抱えて生きてきた。こんなこと考えてるのは「自分だけ」と思い込んでいた時期もあったけれど、本当に普遍的なテーマなのだなと思った。

コロナ禍を振り返り、「不要不急」、今までの当たり前の日常が崩れて、「自分のやってきたことは意味がなかったのか」と問い直すって感じの文章を目にすることが多い。そういうものが多いのか、目につくのはそこに自分のアンテナがひっかかるから拾っているのか、どちらもあるけれど、とにかく気になっている。

「自分の価値と存在意義は自分で決められる」

他人軸ではなくて自分軸で生きることの大切さ。そして自分にとって大事なものを自覚しながら行動することでしか幸せにはなれない。

自分の内側に目を向けること、答えは自分の中にあることが述べられているのだけど、最後に「社会的価値」という視点が出てくる。
自分が何を好きで、何ができて、何を大事にしたいのかを見極めていくことと、自分がどんな社会を実現したいのか、その実現したい社会をつくるために何ができるのかを手段として考える。

自分の今までの経験を絶対評価に基づいて捉えなおす。誰かと比べてではなく、誰にも奪うことのできない「自分」の経験を肯定する。生きづらいと感じていたなら、その生きづらさを掘り下げることから見えてくる自分の大事にしたいものがきっとある。

もっといろんなことがつながった気がするのだけれど、言葉にしてみるとこんなものか。
わかっているようでわかっていない。自分の核を思い出そうと勇気が湧いてきた。



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