いいえわたしは
私は、さそり座です。
私らしさの一環として、「さそり座である」ことも、嫌で、恥ずかしくて、隠したいことでした。(どこまでも自意識過剰)
12星座なんて、誕生日別に振り分けられた12分の1に過ぎません。
きっちり12等分とは言わないけれど、そこそこいい感じに分布していることでしょう。(調べてないけど)
そして、どの星座に振り分けられたとしても、当然ながら優劣も当たりはずれもありません。
なのに、なぜに、そんなにさそり座が嫌だったのでしょうか?
その一因は、「さそり座の女」というおどろおどろしい歌にあったのかもしれません。(完全に責任転嫁)
今の私には大したことないけれど、こどもの私には、なんともおそろしく感じてしまったのです。
だいたい、「いいえ私は~~~~」って、否定形で始まるのですよ!
自己否定強め、自己肯定感低めの子ども心をがっつり持っていきますよね。仕方なかったのです。
やばいやばい。わたし、やばい。。。
正直、その先の歌詞なんて、聞いちゃいない、覚えちゃいないのです。
今となっては、どうでも良すぎる、ばかばかしく、かわいらしい黒歴史です。
嫌でもなんでも、さそり座だし、実際、毒(舌)持ってるし、まさに「お気のすむまで笑うがいいわ」状態です。
些細なことでも、いちいちネタにして、自分を否定して生きてきました。
健気だな。意地らしいな。
でも、それ、いらないな。
さようなら。
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