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身体の声を聞いてみた夜

数日前の夜、お腹の胃のあたりに違和感を感じていた。ワサワサする。その部分にフォーカスしていくと、『コソコソする』が浮かんできた。

はて?

小さな何かが奥に隠れていく。
とにかく不快な感じで、体が不協和音を奏でている。不協和音を聞きながら、ふと、なんか声でもかけてみようと思い立った。

「怖かったね」←うーん?なんで過去形?

「いてもいいんだよ」←なんで許可制?

どうも声かけは不調に終わる。
しばらくウトウトしながら不協和音と共に過ごす。

だんだん明るくなってきた。
そこでひらめく。
暗いと光は目立つけど、明るいところでは光も目立たない。
隠れているのは「光」
真っ暗闇の世界では目立ちすぎてしまう。世界を照らす存在とも言えるけれど、光の世界で溶けていく一体となることでホッとした。

環境を変えようって暗示だろうか。
居心地の良い場所へ、どこが居心地が良いかなんてわからないけれど、それでも信じる方へ

明るい方に行きたいという願いに気づき、不協和音は心地よいハーモニーに変わり、胃のあたりの不快感も消えていた。
朝を待っていたんだ。

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